先日の超大型台風18号は、葉山の海辺に大打撃を与えて通過していった。ちょうど台風通過時の海を、我が家から見ていた。建物より大きなうねりがいくつもいくつも走って、防波堤に打ち当たって砕けた波が、どこまでも高くはじけて飛んでいた。まるで大なべで沸騰しているお湯のようにグラグラと海がうねり続けていた。

そんな光景を見ながら考えていたのは、沖の定置網のブイの上にいるはーちゃんのこと。はーちゃん、この荒れ狂う海でどうしているだろう。ちゃんと安全なところに避難したかな。突然見舞われた嵐に翻弄されて、とんでもないことになっているのでは・・・。

仲間からは「今日行ったけど見かけなかった」とか「はーちゃんいなかったよ」という報告ばかり。アザラシの研究をしている専門家に電話して、台風のアザラシに及ぼす影響を聞いてみたら、アザラシは台風には強いとのこと。それを聞いて少し安心したり。

ようやく今日シーカヤックを海に出してはーちゃんを探しに行くことに。長者ヶ崎を横切るいつものコースを漕いで行くと、ブイが流されていたり、海の標識のようなものがへし折られていたり、砂浜がなくなって海になっていたり、波をかぶった植物が枯れてしまったり。いたるところに台風の爪あとが。

それでも、遠くはーちゃんのウキを見ると、なにやら黒っぽいものが乗っかってもぞもぞ動いているのを目撃した!はーちゃんだ!猛スピードでシーカヤックを漕いではーちゃんのもとへ。

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はーちゃん、あのひどい台風を乗り越えて、いつものウキにちゃんと帰ってきた!

台風前に比べると少しやつれたような感じに見えた。荒波を乗り切るので体力を消耗したのかな。なんか毛皮の傷ついているようなところも。

それでも、いつものようにのんびりくつろいで、ごろごろしたり伸びをしたり。ちょっとお疲れモードで海に入って遊ぶことはなかったけど、心配することもなさそうな感じ。

しばし、はーちゃんとの再会を喜びながら、ウキの周囲で私たちも小休止。ほんとうれしい。どこにも行かないで、ちゃんとこの場所に帰ってきてくれたから。

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しばらくはーちゃんを眺めて再会の幸せを噛みしめたあと、尾が島へピクニックへ。私たちがはーちゃんのウキをあとにすると、別のボートがはーちゃんを目指してやってきた。ところがそのボートはエンジンをかけたので、はーちゃんビックリしてどこかへ行ってしまった。さらに別のシーカヤックもやってきたけど、はーちゃんは戻ってこなかった。あ~あ。

尾が島に上陸し持ち寄ったランチを食べ、温かいカフェオレを飲み幸せ~。岩の上から海を覗くと、思いのほか岩礁の周囲は深い。透明度がすごく、ソラスズメダイもたくさん泳いでいた。

寒かったのでシュノーケリングはしないと決めていたんだけど、あまりの美しさに、マスクを被りええいままよとドボン!入ったとたん小魚の群れの洗礼。魚影も濃く、本当に素敵な海。

いい景色はたくさんあったのに、実はカメラを忘れ、今日の思い出は心の中に刻んで帰ってきた。というわけで、はーちゃんの写真も同行したNさんが撮影したもの。カメラは忘れたけど、食べ物は忘れなかったからみんなにほめられたけど(汗)。

いろいろ楽しんで、やっぱり、海はいいな~。