昼間、庭仕事でさんざんがんばったので、ちょっと息抜きに、ダンナとククと一緒にくるわ海岸へ出かけた。
折りしももうすぐsunset time。夕焼けクラブの活動もかねて、ついでに釣り糸でも垂れようかと準備万端で出かけてきた。
ククを連れて砂浜を散歩していると、ちょうど夕日が防波堤の先端に向かって落ち始めた。
防波堤の釣り人たちも、まるでスポットライトを浴びているように、次第に赤く染まってきてきた。

私もククと防波堤に行き、釣り人の仲間入り。
次第に薄暗くなる海の一本道の上で、ザザーン、ゴポゴポという波の音を聞きながら、細い細い銀の糸をたらして、夕焼け空を眺めているのは気持ちいい。
こんなに気持いいから、みんな海で釣りをするんだな~。もう、釣れても釣れなくても、どちらでもいい気分。ただ、ここで空と海を眺めて深呼吸できるだけで、十分。
と思っていたら、やおら手ごたえが。くるくるリールをまいて糸をあげると、小さな銀色の魚。

となりで釣り糸を垂れていた少年が「それ、イシモチだよ」。その少年は、大きな海タナゴを釣り上げていた。
イシモチって食べられるのかな?と聞くと、美味しいよとのこと。
「でも、小さいから子どもよね」「うん、子ども」。
というわけで、リリース。子どもは世界の宝だからね。
すっかり薄暗くなって、手元も見えないほど。
海面では小魚の群れが泳ぎまわって、しぶきを上げている。
ゴンズイの群れだそうだ。毒があるので、かかると面倒。こういうときはさっさと撤収。
帰り支度を始めたら、となりの秋谷海岸で打ち上げ花火が上がり始めた。お祭り? イベント?
浜辺で、ヘッドライトをつけた夜釣りの人とすれ違う。
うーん、海は泳いでも、漕いでも、釣りしても、ぼんやり見ていても、どうしても楽しい素敵な場所。