昨日の夕方、道路からスズメバチの様子を見上げているおじさんたちがいた。あっ駆除業者の人かなと思って見ていたらやっぱりそうで、今日の夕方、そのおじさんたちが道具を積んだ軽トラで乗り付けてきた。

我が家はお向かいだし、窓を閉めたりとか避難したりとか、何かやることがあるのかなと思っておじさんに声をかけると、おじさんはニコニコしながら、「全然大丈夫ですよ。巣の近く2,3mを飛びまわるだけですから、見ててもらっても平気ですよ」とのこと。
何という種類のスズメバチか聞いてみると、黄色スズメバチだとか。スズメバチの中では1番大きい巣を作る種類で、見上げながら「あれなら、中には大きな巣がかけてあって、3000匹ぐらいいそうだな」とのこと。おそろし~~~。
さっそくおじさんがお向かいの家の中に入り、天井を上げて屋根裏を覗いてくると、「屋根裏に2個も大きな巣があった」と教えてくれた。ひとつは以前かけられた古い巣らしい。「写真とってきてやるよ」と私のデジカメを持って家の中に消え、すぐさま撮影してきてくれた。

画像を見ると、大きな巣が二つ重なり合うようにぶら下がっている。こんなのが屋根裏に下がっているなんて信じられない。
そのあと、屋根裏の巣に薬をかけてハチを殺すのだとおじさんは再度家の中へ。「薬をかけると、換気口からハチがブワッと出てくるからねー」と、おじさん。私たちは2階のデッキに陣取って、どんなことが起こるのか、食い入るようにハチの巣のあたりを見ていることにした。
今か今かと見つけていると、急に何匹ものハチが換気口から飛び出してきた。飛び出した瞬間、すぐ下の軒にぽとんと落ちて死ぬハチも。中で、かなり強力な薬がまかれたらしい。
すごいすごいと見ていると、しばらくして駆除業者の一人が大きなゴミ袋に撤去した巣を入れて出てきた。わー!見せてください!と駆け寄って覗かせてもらうと・・・

最初の面影もなく、壊れた巣が無造作に入れられていた。あわれ、スズメバチ。
このスズメバチ、夕方には外に働きに出ているハチ達も全部戻ってくるのだとか。その戻りハチを網で捕まえてトンカチでつぶすのが第2段階だとか。
防護服を着たおじさんが屋根に上り、換気口の下で、戻ってきたハチを上手に網に入れてトンカチでコンとつぶすという作業を、実に手際よくこなしていた。

このおじさん、今まで16回もスズメバチに刺されたのだとか。刺されるごとにひどくなって、そろそろまずいなと思っているのだとか。私にすれば、不死身に見えるけど。
密着取材したおかげで、ハチ毒のたんぱく質の組成について丁寧に教えもらい、スズメバチに関しては、かなり詳しくなったかも。
これで明日からは安心して窓が開けられる♪