私道を挟んだお向かいの家の屋根近くの換気口に、何かハチのようなものが出入りしているのに気がついたのが2週間ぐらい前。

そのハチが我が家のデッキや庭にも飛んできて、よくよく見るとかなり大きい。これスズメバチ?
お向かいさんは夜にしか家に帰ってこないのできっと知らないはず。それで1週間前にスズメバチがいることを知らせに行った。
お向かいは借家なので、あわてて大家さんに電話して駆除を頼んだとのこと。それからはいつ駆除の人が来るのかナーと恐る恐る見上げていたんだけど、なかなかやってこない。ついには家に入ってきたものもいて、大騒ぎで外に追い出したり。
折りしも娘のバレエの発表会を見に実家の母がやってくる。母は以前にスズメバチに刺され、ハチ毒アレルギーを起こし、病院のICUに2日間入院した経験がある。これはまずいと思ったけど、駆除の人が来ないまま母がやってきて、スズメバチの巣を見つけて恐怖におののいていた。次ぎに刺されたら死ぬって・・・(汗)。
とにかく窓の網戸を開けないように気をつけて過ごしていたけど、母が無事に帰宅した夜、私がスズメバチに刺されてしまった!
半ズボンをはいてイスに座っていたら、どうもズボンの裾辺りがもぞもぞした。葉っぱか花柄でも入っているのかなーと思って、何気に手でもぞもぞを取り出そうとしたら、チクリ!!
痛いー!!!!!
出てきたのは大きなハチ。そう、スズメバチ。そして私の左手の人差し指の第一関節あたりに激痛が。あんなに気をつけていたのに、刺されてしまった。しかもかなり痛い。ちょっとショック。
とにかく毒を吸ったほうがいいだろうと、一生懸命毒を吸出し、今度はその毒を飲み込まないように吐き出し、傷口を水で洗った。
ダンナが養蜂家になった義兄に電話して、対処法を聞いていたけど、アレルギーが出るのは刺されてから10分から15分ぐらい。アレルギーが出なければ、特に治療法というのはないとのこと。
とにかく毒を吸い出して傷口を洗うという指示。スズメバチの毒はミツバチなどと違って、やっかいなたんぱく質毒とのこと。
あれっ、たんぱく質毒・・・どこかで聞いたような・・・。そうだ、ムカデ! わたし、ムカデにもかまれたんだった。そのムカデの毒がたんぱく質毒だった。で、そのとき43℃のお湯で傷口を洗い続けて、腫れも痛みも引いたんだった。
さっそく給湯器の温度を43℃に設定して、指を蛇口の下に。お湯を流し続けること20分ぐらい。毒を一生懸命吸い出したせいか、お湯でたんぱく質の毒が変質したせいか、痛みはあるけど指は腫れてこない。
いくらお湯をかけても痛みが引かないので、もうしょうがないとお湯をかけるのをやめたけど、ずきずきするだけで、腫れては来なかったので一安心。2時間近く指は痛み、そのまま寝てしまったけど朝起きたら、痛みも傷あとも消えて、何もなかったかのよう。
ネットでは病院に行くようにという書き込みが多かったけど、43℃のお湯で毒を変質させる方法は意外に効果的なのかも。ただ、痛みが引かないというのは、ムカデに比べてスズメバチの毒の方が強いのかも。
ムカデに引き続き、スズメバチも43℃のお湯で乗り切った私。この43℃というのは、がん細胞が変質し始める温度とのこと。癌の温熱治療方法で使用されている温度なのだ。
というか、ムカデ、スズメバチって、こんな強力な虫たちに立て続けに襲われるなんて、私どうしちゃったの、という感じ。これが田舎暮らしということ?
こんな目にあって、私ってある意味すごい!としみじみしてしまった。ちなみに、私を刺したスズメバチ、ダンナがスプレーでやっつけてくれた。大きくて怖い顔。

ところで、このお湯で毒を消す方法、私の場合は、すぐさま毒を吸い出し(かなり念入りに)、それから痛みが消えるまで43℃のお湯をかけ続けているけど、たんぱく質毒に有効な方法として確立されているわけではないので、もしムカデやスズメバチに刺された際には、ご自分の信じるやり方で対応してくださいね。