地元の人のブログをいくつか読んでいると、その中でも高感度の情報が紹介されているとあるブログに、隠れ家レストランのことが書かれていた。
BEACHでトレイルを歩き回っている山懐にひっそりとたたずむ民家が、予約のあるときだけレストランとして営業しているらしい。これはぜひ行って見たいと、掲載されている写真を手がかりに出かけて見た。
で、いいところまでは行けたんだけど、すっかり日が暮れてタイムアップ。でも、だいたいの場所の目星は付けて帰った。
その話をBEACHでしたら、知っているという人が出てきた。で、予約してみんなで行こうということに。
細い道をうねうねと山の斜面を上がっていったわかりにくい場所に、そのレストランの門がひっそりとあった。前に目星をつけていた所とドンピシャ!


門をくぐり、アプローチを歩いていくと、レストランの女主人が「いらっしゃい」とドアを開けて出迎えてくれた。
素敵な雰囲気の建物。アンティークの家具や小物がさりげなく飾ってあり、日差しの差し込む明るいダイニングに入ると、テーブルセッティングがしてあった。
まず出てきたのはフォカッチャ。


手作りのアンチョビとニンニクで作ったペーストを、フォカッチャにつけながら食べる。これが、なんとも絶妙のコンビネーション。
次はカボチャのチップス、サトイモのビーナッツ衣揚げ、そしてイカの卯の花添え。


ねっとりと柔らかいサトイモがなかなかの味。砕いたピーナッツの衣がついていて、からっと揚がっているのがなんとも香ばしくて美味しい。これ、アーモンドでもいいかも。家でやってみよう。
少し前に自分で作ってみて、ちょっと生地が柔らかすぎた大根餅。ここでも出てきた。ちょうどいい、柔らかさ。私もリベンジしなくちゃ。


他にも季節の地元の野菜が、シンプルに、そしてちょっとひねったアイデアで出されて、「これはどうしてるのかしら?」「これ、いいわね」なんて、テーブルでわいわいと賑やかに時間が過ぎていく。
デザートにはベークドチーズケーキ。お抹茶茶碗で出されたスパイスミルクティーは大好きな味。
目の前には谷を挟んだ山並みが見えている。この山も桜だとか。お花見の季節は外のテラスでお花見バーベキューもできるのだとか。
シェフというより、お料理上手な女主人が、自慢の手料理をお客に振舞っているような、アットホームな雰囲気の漂うお料理と空間。
ほっこりとくつろいでしまって、ついつい長居してしまいそうなレストランだった。