
私が子どものころ、母はよくキャラメルを作ってくれた。生クリームは入っていなかったけど、たっぷりの練乳、水あめ、そして砕いたピーナッツの入った香ばしいキャラメル。
それをバットに流し込んで、固めてから切り分け、色とりどりのセロハンに包めば出来上がり。母の脇に張り付いた私は、途中途中で味見させてもらいながら、ワクワクしながら出来ていくキャラメル作りを見守っていた。
学校に持っていくと、みんなに大好評で、あっという間になくなった。そんなキャラメルが久し振りに食べたくて、レシピが欲しいと電話した。
そしたら、一度作ってみないとわからないと、母も久々キャラメル作りをして、出来上がったものをクール宅急便で送ってくれた。バットに流し込んだまま。
切り分けて食べると、なんだか昔食べたより甘いような・・・。電話してみると、砂糖の量がわからなくて入れすぎたのだとか。
それでも、やっぱり濃厚で美味しい母のキャラメル。私が子どものころはまったように、今度は娘がとりこになってこのキャラメルをパクパク。
母の味のキャラメル。今度は私が作らなくっちゃ。