昨日、ノバラの茂みで見つけたかわいい風船のようなもの。
葉っぱの下にいっぱいぶら下がっていて、色合いといい、形といいすごくステキ。
ステキなんだけど、バラの茂みが一晩で食い尽くされていたこともあり、なんだか恐ろしいもののような気もしたりして。
とにかく気になるので、嫌がるダンナを引き連れて、それが何なのか確かめるというミッションを果たすことにした。
まず、バラの茂みに近づいて、この風船の付いた葉っぱや枝を切り取るのは私の使命。その風船の中身を確認するのがダンナの役目。
この風船、さわってみると硬い。何か植物の実のような感じ。バラの実じゃないことは分っているんだけど。


中身が知りたい!と、この実をはさみで切ってみると・・・。中心の小さな穴に糸くずみたいな虫が。


果肉部分はみずみずしいフルーツのような感じ。これは、植物なの?それともタマゴなの?
この風船、黄緑色だけじゃなく赤いものもある。大きさも数ミリから数センチまでいろいろ。どんどん育って大きくなっていく感じ。


ダンナがネットで検索して正体が分った。
これは「虫えい、虫こぶ(英語ではゴール)」というもの。ノバラに付くのはバラハタマフシといい、バラハタマバチの幼虫が1匹づつ入っているのだとか。
「虫こぶは、侵入した昆虫が植物組織に卵をうみつけることによっておこるものである。発育を促進する刺激が幼虫の分泌物、もしくは卵によってあたえられ、その結果、周囲の組織が増大することになる。タマバチは小型の膜翅類の昆虫で、タマバチ科には虫こぶを形成する昆虫がもっとも多くふくまれる。これらの昆虫が侵入する植物は約6科20属にかぎられ、とくにオークが多い。さまざまな種が、根、茎、葉、芽、花、木の実などに虫こぶを形成する。」
バラハタマバチはこれ
http://cse.naro.affrc.go.jp/konishi/types/Orthopelma%20japonicum/Orthopelma%20japonicum.htm
http://cse.naro.affrc.go.jp/konishi/types/Orthopelma%20japonicum/Orthopelma%20japonicum.htm
なんだかとても不思議な風船。見た目もステキ。虫えいのなかでもバラに付くものは美しいのだとか。
こうなったら、少し虫えいを残しておいて、観察してみたい気分。