朝から、まるでブラシをかけてぴかぴかに磨き上げたような外の景色が広がっていた。

海は深い紺色。雪をかぶった富士山の稜線がきれいに重なっている。江ノ島や七里ガ浜の家々が、1軒ずつ見えている。
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今日の夕日は美しいはず。そう思って楽しみにしていたけど、用事があって出かけられず、夕日が沈んでからの浜辺にかけつけた。

相変わらず、美しいラインを見せていた富士山の、少し左側に日が沈んだようだ。稜線のその部分が、ひときわ赤く燃えていた。
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1年に2度、富士山の真上に沈む夕日を見ることが出来る。その日のことをダイヤモンド富士と呼び、夕日マニアなら、絶対逃したくない日没だ。

季節がめぐり、太陽が南から北へとずんずん動いていく。そして今度はその逆へ。

お天気がよければ年に2度見ることが出来るダイヤモンド富士。だけど、わたしはまだ一度も見ていない。

ぴったりの日にお天気が悪かったのだ。少しずれたところに沈む夕日を見ながら、いつかきっと、と心に誓った。

今年こそは。

もうじき、その日がめぐり来る。