朝からかんかん晴れで、気温もぐんぐん上がってくる。今日は中学校の体育祭の日。絶好の行楽日和だ。
朝早く出かけていった子供たちを追いかけるように、お弁当を作って学校へ向かった。
透き通ったきらきらした日差しを浴びて、子どもたちが溌剌と走ったり、はねたり、飛んだり。
歓声が、青い空に響いては溶けていく。


見ていると、体の奥底でひっそりと眠っていた血が、むずむずと沸きあがってくる。
若い命の、のびのびと育っていく様子は、まぶしくてまぶしくて。
思わず目を細めたのは、照りつける太陽のせいばかりじゃない。

