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葉山のメーンストリート134号は逗子から御用邸までまっすぐ伸びている。御用邸の森に突き当たって、がくんと道は折れて、こんどは三浦半島の海岸線沿いを、ずっと南下していくのだ。

昨日、用事で134号線にひょいと出ると、たくさんの私服警官が立っていた。そうか、皇族の誰かが御用邸にやってくるのね。結構ひんぱんに皇族の行列がくるので、町の人は慣れたもので、特に騒がず、たまたま行き会った人たちがたんたんとお出迎えをする。

わたしの目的は郵便局。この道路沿いを御用邸近くまでいったところにある小さな郵便局が好きで、払い込みなどがあるとよく出かける。この日も、警察官が並ぶ道路を、もくもくと郵便局まで歩いていった。

御用邸の森の見えるレトロな雰囲気の白い洋館で、中もアンティークな板張りの床と、なかなかおしゃれ。ここで用事を済ませていると、窓の外を白バイやパトカーがゆっくりと通り過ぎていった。用事が済んで外に出ると道路は空っぽ。いよいよ皇族の方々がやってきそうな気配だ。

ちょうど郵便局の道向かいにある整骨院でぎっくり腰の治療を受けているので、すばやく道を渡ると、黒塗りの車が静々とやってくるのが見えた。何人もの人が道端に立ち止まってお出迎えしようと待ち構えている。

ゆっくりと通り過ぎる車の中を見ると、美智子さまと天皇陛下がニコニコと手を振りながら通過していった。待ち受けている人たちは、みんな「美智子さま~」と声をかけて、千切れんばかりに手を振っていた(天皇陛下がちょっとお気の毒・・・)。

通り過ぎると、「美智子さま、きれいだったねー」と感嘆の声しきり。年をいくら取ろうとも、たしかに彼女は人として美しい。立場が立場なだけに、外見の美しさだけでなく、そのほかたくさんのことを期待されて、その期待以上の姿をいつも見せてくれる。

皇族という日本のスーパー外交官として、彼女ほどの適役はいないだろう。とにかくみんな美智子さまのことが大好きなのだ。

ヨーロッパ歴訪から戻られたばかり。数日はこの町で静養予定かな。御用邸裏の浜辺は、当分、美智子さま目当ての町の人たちで賑やかになりそうだ。