実家の父を研修場所へ送って行ったついでに、この春オープンした国立新美術館へダンナと出かけた。
黒川記章設計、文化庁の鳴り物入りでオープンした建物は、ゆるやかなウェーブを描いたガラスの壁面がまぶしい日差しの中にきらきらと聳え立っていた。


目的はモネ展。開館前の時間だったのに、もうかなりの行列ができていた(実は、国立なので9時開館だと思っていたら、10時だった。六本木だもんね)。「人が多くて行列が出来てるから大変よ」と知人に言われて覚悟はしていたのだが、やはり行列にはひるむ。
とりあえず建物の中に入ると、外観同様なかなかに個性的なデザイン。曲線と直線が複雑に絡み合って、建物の存在感を訪れる人たちにアピールしているようだ。


10時まで待つのかなと思いながらモネ展の入り口まで来ると、人が多いので少し早めに開館してくれて、待ち時間なしで中に入ることが出来た。中に入ると、かなりの人でごった返している。待ち時間なしというのは、かなり運がよかったようだ。
「並んでみる必要はありませんよ。好きな絵からご自由に観覧してください!」。中に入ると警備員らしい人が案内していた。確かに並んで順番に見ていくと、入り口当たりから混雑してしまう。奥に入って好きな絵から見たほうが、ひとつの絵の前の混雑は解消されるはずだ。
とはいいつつも、すいている時間帯でもやはり人が多くて、じっくりゆったり絵を鑑賞するという状況にはほど遠く、ただ比較的自由に絵が見られた、という点で評価できるかなという感じ。
人混みから逃れ出るように外に出ると、ガラスの曲線の壁が、外の緑の色を映してすごくきれいだった。その時点でモネ展の入り口を見ると、長い行列で、待ち時間20分の表示が出ていた。


モネ展は1階の展示会場だったのだが、この美術館は3階建て。エスカレーターで一番上まで上がると、逆円錐形の上に設けられたポール・ボキューズのレストランにすでに長蛇の列。ランチは11時から。まだずいぶん並んでいなければいけない。
でも、行列がなければ、わたしも入ってみたかった。メニューを見たら、ランチは2500円。ポール・ボキューズのスィーツは、デパ地下などでよく買っていたのだ。レストランで食事もしてみたいなー。ここは、今度リベンジしなければ。


近所にはサントリー美術館や森美術館などもある。今回は車で出かけたが、電車の駅も近くて足の便がいい場所。好きな作家の展覧会があるときには、また出かけたいスポットのひとつだ。