
しかし、実際家が建って、今度は窓というフレームに切り取られた景色を見て、おおっ!と感動したのが図書室の掃き出し窓からの眺め。
なんと、特注の大きな掃き出し窓いっぱいに新緑のヤナギの枝がさやさやと揺れていたのだ。額縁で切り取られた一幅の絵というよりは、まるで狩野探幽が大広間のふすまに描いた大きな絵みたいに豪華で迫力満点のヤナギの景色だった。
何とか海の見える土地をということで購入したのだ。だからついつい海にばかり目が向いていたのだが、実は私道を挟んで枝を広げているヤナギの大木もわが家にとっては無くてはならない景色の一つ。しかも、先日このヤナギの木の生えている場所もわが家が共有持ち分を持つ土地だということが分かったばかりだ(ああ、なんてのんきもの!)。
この図書室の窓からも海が見えるようにと窓を大きくしたのだが、その大きな窓いっぱいにヤナギの枝が広がっていたのだ。角度を変えると何とか海も見えるのだが、もう、何と言っても圧倒的に存在感があるのはヤナギの木だ。ふと何かが動く気配を感じて目を上げると、窓いっぱいのヤナギの緑が揺れているのだ。
ただ、この窓の外には2階建てのデッキを作る予定。そうなると、窓いっぱいの緑という景色がかなり損なわれるんだろうな。でも、2階のデッキからの海の眺めも捨てられない。ほんと、悩みどころだ。
だから予定通りデッキを作ることになると、この景色はそれまでの期間限定ということになるかも。とりあえず、今はこの景色を存分に楽しみたい。