

わが家はけっこう眺めがいい。ということはつまり風当たりもいいということ。もう、風が固まって吹き付けてきたときには家が揺れているような感じすら受けた。
もし、大きな台風が来たら、はたしてミカンハウスは大丈夫か! ついついそんなことも考えてしまうような春の嵐だった。
翌朝はすっかり嵐は収まっていて、空にはまだ雲が流れていたけれど、丹沢や富士山がくっきりと見えていた。
ククと一緒に海岸に行ってみたら、名前も知らない海草がたくさん打ち上げられていて、まだ荒い波の向こうに雪をかぶった富士山が鮮やかに見えていた。
家の前に大きな桜の木がある。出かけるときに見上げたら、つぼみがピンク色に染まっていて、もうすぐはじけてしまいそうな感じだった。
こうして風が吹いて、冬をちょっとずつ吹き飛ばしながら春が来るんだなー。