
いつもは散歩といっても、家の周りの1ブロックをぐるぐる回るだけで、なかなか遠出しようとしない。でも、日射しが春めいてきて、私たちも海へ出かけたい気分だったので、ククを説得して出かけることにしたのだ。
家族が一緒なら、ククもそう嫌がらずにいつものなわばりを出て、私たちと一緒に海への道をクンクン嗅ぎながら、特に嫌がる様子もなくついてきた。
前回さんざん吠えられて、リードを振り切って逃げた黒ラブの家の横も無事通過。今回は全く吠えられず、ただじっと見送られただけ。ククも今日は黒ラブが平気な様子。相手はククの匂いを覚えていて、不審者ではないとうことがわかったようだ。さすが黒ラブ。お利口だ。
いつもの何倍もの時間をかけて海岸までたどり着き、さあ、ククを遊ばせようと思ったら、ククが固まっている。見ると、海岸に何匹もの大きな犬が遊んでいる。
あのワンちゃん達が怖かったのね。大きなワンコ達は、ククに気がつくともう近寄りたくてしょうがない。リードを引っ張って、ククの方に来ようとする。すると、ククのしっぽは後ろ足の間に・・・。
波も平気で足を濡らしたりも出来るのに、他の犬が怖い。最後にはクーンクーンと鳴いて家に帰りたがった。それで浜を歩いただけで家路につく。
海岸を後にすると、また元気になった。この町に慣れるには、もう少し時間がかかりそうだね、クク。