

外壁貼りもなかなか大変なようで、フレームが立ち上がるときのように一気に出来上がっていた!なんてことはなく、家中をぐるりと仕上げるには、今週いっぱいはかかるとのこと。大工さん達が一カ所一カ所壁の長さを測り、それから1枚ずつ木を切って貼り付けるという、手間のかかる作業を根気よくやっていた。中を覗くと、お風呂や洗面所の配管もすでに終了していた。
Tkさんと家を見ながら色々話をした。まず、ガス屋さんに配管をたのみたいと言われ、こちらからガス会社に連絡することにした。通常は現場の方で連絡してもらうのだが、我が家の場合は燃料電池を入れるので、配管もちょっと普通ではないらしい。
それと、屋根上の煙突の長さ。屋根の上にかなり突き出していて、銀色にキラキラと輝いている。私が心配なのは、台風の時。下から吹き上げてくる強風に折れたりしないのだろうかと不安なのだ。で、長すぎないかと聞くと、1本ぐらいならはずしてもいいとのこと。1本はずせば、屋根の上に乗って、煙突の中を覗きながら掃除もできる。風の影響もそんなに受けなくなるし、一石二鳥だ。しかも、その煙突を下に持ってくれば、室内分で頼む煙突が1本少なくて済む。これは助かる(薪ストーブの煙突は、本体よりも値段が高いぐらいなのだ)。
また吹き抜け部分に煙突を支える高い壁を作る事になっていたのだが、吹き抜け部分が狭く感じられるような気がして、その壁を階段の手すりの高さまでしか立てないことにした。その代わり、ロフト床ぐらいの高さに梁を入れて、それで煙突を支えるように変更した。その梁の素材をバーン・ウッド(昔納屋などに使われていた北米の古材)にしようかどうか迷っていたところ、Tkさんが「集成材の梁なら余分があるからお金がかからずに入れることが出来るよ」と提案があった。
実は、このバーン・ウッドやアンティーク古材は結構高いらしい。だけど、とあるレストランのダイニングの天井に、バーン・ウッドの梁を入れているのを見て、とても雰囲気がいいなと思ったのだ。もし集成材の梁を入れるのであれば、そのままでなく、表面をレッドシダーで巻いてもらいたい。というのも、2階垂れ壁の梁はレッドシダーで巻いてもらうことにしているからだ。その巻くのに使ったレッドシダーの代金と、バーン・ウッドのどちらが高いのか。
北米から輸入した古材ではなく、日本の古材なら近くに取り扱っている骨董店を知っているので、そこで値段の折り合いの付く梁を見つくろうという手もある。うーん、悩みどころ。ただ、梁を取り付ける金具を表から見えないようにするには、内装のボードが貼られる前にはめてしまうしかない。つまり近日中にどうするか決めて、材料を手配しなければいけない。
天井や床の塗料についても話をした。設計の方からはオスモやワトコオイルはどうですかと言われていたのだが、散々悩んで、自家製蜜ろうを使った蜜ろうワックスを手作りして、それで全部塗ることに決めた。ただ、Tkさんによると、蜜ろうワックスはべとつきやすいとのこと。だから、薄塗りして、さらに乾拭きをした方がいいとか。あまり使わない部屋に塗ったりすると、黒ずんでくることもあるらしい。市販のオイルに比べると、ちょっと手がかかるかもしれないけど、この夏、家族みんなでがんばって蜂のムダ巣から蜜ろうを作ったのだ。できたら自分たちで手作りした塗料で家も塗りたい。
というわけで、京都で200年前から油屋をしているという老舗に相談して、昔ながらのエゴマ油を買い、蜜ろうと合わせてオリジナルの蜜ろうワックスを作ることに。そのワックスで、天井と床を塗装する。そろそろ壁用の漆喰もということで、こちらも珪藻土やいろんな種類の漆喰、さらにホタテ原料の物まで調べたのだが、添加物などの安全性や使いやすさを考慮し、「タナクリーム」という、石灰を練って数年間寝かせて熟成させたというヨーロッパ式の漆喰を使うことにした。
そろそろ私たちの施主工事現場も動き出しそうで、ちょっと緊張してきたなー。