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フレーマーさんは昨日も残業だったけど、今日も朝からきて作業をやっていた。後は1階の床下地を張り終えると仕事が終わるとか。2人とも今日は1階で作業中だった。

屋根下地と壁は全部終了していて、土間から上を見上げると一番高いところ辺りに煙突用の穴が開けてあった。通風と採光の窓部分もきちんと枠を付けてあり、後はサッシが入るだけ。

とりあえず作業の終了している2階に上がって、建物をチェックした。すると、ほとんどワンルームのはずのリビングダイニングの天井に垂れ壁がある。そこに、幅の広い梁のようなものが渡してある。うん? あんなところに壁あったっけ? というか、図面で確認していなかったのかな。垂れ壁を作るという説明を聞いていなかったような気がする。

せっかく屋根の棟近くに東西大きな台形はめ殺し窓を入れているのに、垂れ壁があると、キッチンの方へ台形窓からの光が回らない。もちろん、デッキ側の掃き出し窓やテラスドアなどで、キッチンは明るいのだが、それでも、台形窓の採光を遮る手はない。完全に取っ払うか、今取り付けてある梁や柱の周囲を石膏ボードで巻いた上に漆喰を塗り、すき間を塞がないようにして採光を確保したい。

そこで、フレーマーさんに垂れ壁の梁が構造上必要なものなのかどうか聞いてみたら、傾斜屋根を支える梁だという。ということははずせない・・・。おそらく、垂壁になる部分の梁や柱の上に、石膏ボードを貼って壁として仕上げるのだろうと言うことだった。それは、造作をやる大工さんの仕事だとか。ということはまだ時間的余裕があるので、これから現場監督のTkさんに話をすればいいのね。

フレーマーさんと煙突穴位置について確認していると、「こんな土地で薪ストーブって珍しいですね」と言われた。何でも彼は青森出身で、薪ストーブが懐かしいらしい。でも、葉山はけっこう薪ストーブの家が多い。やはり室内で暖かな炎を見ながら暖をとるというのは、なかなか贅沢な気分になる。実は今日、お隣の家の壁にも煙突用のメガネ石がはめ込んであるのを発見。お隣も薪ストーブ仲間らしい。湘南で薪ストーブというのもちょっとアンバランスだけど、そこは、気分!気分!

現場に外壁用のチャネルオリジナルのチャネルサイデイングが届いていた。無垢のレッドシダーで木肌が赤っぽくてとてもいい香りがしていた。このレッドシダーを無垢のまま全く塗装せずに、建物の壁全面縦貼りで貼る予定。このレッドシダーが風雨にさらされて、だんだんサビていい感じのグレーに変わってくるのだ。レッドシダーといってもやはり木なので、もし腐ってきたらその部分だけ剥いで取り替えればいいらしい。

ルイス・カーンの木箱の家にあこがれたのが家を建てるきっかけで、具体的に設計を始めてからは、アメリカ・カリフォルニア州の、北のはずれにあるシーランチで、チャールズ・ムーアが環境や材料にこだわって設計した、景観に溶け込むような簡素なレッドシダーの家をめざして家づくりを進めてきた。とにかく、ずっと一貫して無垢の木の外壁の家を目指していたのだ。だから風雨にさらされてサビてくる無垢・無塗装の木の外壁は一番譲れないところ。偶然、シーランチの写真やコンセプトを説明しながら、同じ方向性で湘南での家づくりを提唱していたGアソシエイツと巡り会い、ここまでたどり着いたのだ。

いい香りを放って出番を今か今かと待ちわびながら積み上げられたレッドシダーのサイディングを見たときには、なんだか胸がじーんとした。早く外壁が貼られないかなと、とても楽しみ。