
この姫柿は、20世紀半ばに中国から日本に持ち込まれたもので、小さな盆栽のようにも、また庭に地植えしても(樹高2メートルぐらいにしかならないとか)楽しめるというミニ柿だ。まだ、そんなに普及していないので、もっともっと庭木として楽しんでもらいたいとその講座では紹介された。
さらに、姫柿にはオス木とメス木があり、両方揃わないと実が付かないということで、寄せ植えをしたのはメス木だけれど、「まあ、近くに置いておいてください」とオス木も一本添えてもらった。
ところが、ところが、マンションのベランダガーデニングで、そのオス木を枯らしてしまった。以来、メス木の姫柿は、花は付けども実はならぬという、寂しい寡婦生活に突入したのだった。
ところが、どっこい、葉山に引っ越してきて、庭に置いておいたらぐんぐん背が伸びて、いつの魔にか私の顎の辺りまで成長した。そして、たった一つ付いた花が結実したのだ!
ありえない! いったい、お父さんは誰? というわけで、今、我が家では「姫柿の相手は誰だ」という騒ぎが持ち上がっている。うーん、謎だ。