擁壁や43条の但し書き道路の申請など、ややこしい問題が次々に浮かび上がってきてからというもの、これまで予算だけを悩んでいればよかった脳天気な施主という役回りだけでは済まなくなってきた。

計画は遅れるし、お金はかさむし、手間はかかるし、さすがにイベント気分で楽しんでいた私たちもうんざりしてきた。そうなると、いろいろな不都合が目に付くようになる。これまで、信頼してきたGアソシエイツの担当Tさんの対応にも、少し物足りないところが気になり始める。

色んな事についつい自分たちで動いてしまうせいかどうか、設計担当のTさんの動きがどうも後手後手にまわっているようなのだ。いつの間にかTさんは、まず私たちが動いてみて、その報告を受けてから次の手を打つというようなパターンになりつつある。

一見、まさしく共同作業なのだが、こうなると自分たちの手が取られてだんだん負担になってきている事も事実だ。特に許可申請や役所とのやりとりなど、素人ではなかなかわからないようなことばかりで、もうどうしていいのだか、本当にうろうろしてしまうばかりだ。

こういうことは、本来設計の仕事じゃないの? そういう思いが募り、ついにダンナが社長のS氏に電話をして再確認した。S氏もそういうことで電話をしたことで、私たちの思いが伝わったようで、「建設する家に関わることは、全部設計の仕事です」とはっきりと明言。急いで動くようにTさんに伝えておくとの返答をもらった。

S氏に話すと、何でも話が早い。できることならS氏を独占して、私たちの家の専属になって欲しいぐらいだ。しかし、S氏はGアソシエイツの総合プロデューサー役なのでそれは無理。それなら、Tさんが私たちと同じ気持ちになって、率先して先に進めるよう動いて欲しい。それだけが願いだ。

で、その日の夕方、Tさんから電話。滅多にかかってこないのでダンナの電話が効いたのかな。前回送ったメール以来、どうしたのかなと思っていたんだとか。ああ、それは、こっちのせりふかも。わたしたちも、いったいどうなっているんだろうと思っていたのだ。もう、のんびりしてはいられない。

そして、北側擁壁に関して、明日水曜日(不動産関係の会社の休日!)に県土木事務所に電話して問い合わせをするという。これは進歩。こうしてどんどん進めてくれると、早く進むのよね。

ただ、報告をしてくれるのならいいのだけど、私たちに相談されてもけっこう困る。というのも、聞かれても、どうすればいいかわからないのはTさんよりも私たちなのだから。そこはTさんのほうがプロなのだから、S氏と相談しながら、私たちに一番いいように考えながら進めて欲しい(許可申請だから)。

とにかく、休日返上してくれただけでも大進歩。この調子で動いてくれればいいな。ただ、問題はただ一つ。売り主さんとの擁壁負担の割合だ。今売り主産から宣言されているのは、擁壁負担分は4分の1だということ。折半は無理なのかな。

隣地購入のMさんとダンナが前日ちらりと落ち合って、擁壁等について話をした。Mさんのところは10月着工と聞いていたのに、確認が取れ次第着工すると言うように状況が変わっていた。先越されたらどうしよう。我が家の方がうんと早く始めたのに。ああ、不安定な日々はまだ続く・・・