夢の乗り物として鳴り物入りしているリニア中央新幹線。


最先端の技術を駆使し最速に挑む、、、なんて、言っているけどどれだけ必要なのか?


まずは、東京ー名古屋らしいですが、そんなに急ぐなら飛行機だってあるわけだし、そもそもそんなに急いで移動する人ってそんなにいるんだろうか?


既存の新幹線で十分ではないですか?乗り換えも不便だと聞きましたので、そんなに時間短縮できないかもしれませんね。


旅行にしたって、旅は途中の景色も楽しみの一つだが、それさえ味わえない。初めは物珍しくて乗る人もいるだろうが、たぶん利用者はそんなにいないだろうと想像する。なんせ、総工費が5兆5000億円を超えるそうなので、どんだけ高額な運賃になるか怖い。


そして、問題なのはルートだ。


昨年9月に予定ルートが発表されたが、山梨県アルプス市(なんて素敵な名前)を通過する。それも高さ20メートルを超える高架橋で横断。


場所によっては、自宅がルート上にある人も複数いるらしい。


初めは、観光客誘致、街の活性化なので賛成していた人も戸惑うどころか怒っている。


そもそも、通過するだけで観光客などくるはずもなく、街の活性どころかどんな(悪い意味で)副産物があるかしれない。


慣れ親しんだ家を立ち退く?すぐ上を走った時の音は大丈夫?(神経に響く音だったら目もあてられない)


そして、一番懸念されるのは電磁波です。


「そんなもの携帯だって、テレビだってあるでしょ?」と言われるかもしれませんが、規模が違う。


乗客は一時ですが、住民は浴び続けるのですから、未知の恐怖があります。


いわば人体実験です。


そして、工事に伴い、他の住民、、、動物たちの居場所がまた追われます。


山が崩され、自然環境を壊すことがどれだけ怖いかを、最近の自然災害で学んでいるはずなのですが、、、


そんなリスクを冒して、大金を使ってどんなプラスの面があるというのでしょうか?


そんなにリニア新幹線に固執するなら遊園地にでも作ったらいかがでしょうか?それだけの価値しかないと思いますが、、、