先日の私のブログを読んでいただき、色々な例を用いて「だから集団的自衛権は必要なんだ」とコメントを書いてくれて方がいました。


残念ながら、コメントを公表してやりとりするには多くを語らなくてはいけないので、彼のコメントでどうしても言っておきたいことのみを書きたいと思います。


コメント「自衛隊の隊員たちは、国を守る為の覚悟をもって入隊したわけだから、足をひっぱるような発言をしないでほしい」


私「入隊の動機はともかく、入隊して国を守る教育を受けているわけだから、自衛隊員の愛国心に疑問の余地はないと思う。日本人を日本の土地を守る為であれば、なにも遠い海外にまで遠征して国益に関係ない戦いをすることはない。 集団的、、、でなく個別的自衛権で事足りることだと思う」


コメント「最終的に戦争に参加するか否かは、国民が決めること。民主主義の国だから」


私「これこそ笑止千万。何の為に秘密保護法を無理やり通したのか?多くの弁護士、マスコミ関係者、大学の教授たちが反対の意見を唱えても無視して通した経緯を忘れてはいけない。集団的自衛権とこの秘密保護法はセットとなっていることを学んでほしい。秘密裡に進め、国民の意思も聞かずに戦争につきすすむことは、火を見るよりあきらかです」


条件ではないんです。


初めから集団的自衛権は必要ないし、危険な入口なのです。


この入口を入ってしまったら、国民に選択の余地はありません。アメリカ言いなりにどこにでも自衛隊員は派遣されます。


沖縄を見てください。米軍基地のある土地を見てください。


騒音で勉強できない、夜も眠れない、低空飛行で危険と隣り合わせ、少女たちがレイプされて、、、日本政府の対応はどうでしたか?


全て、米軍の言いなり、反対の声を上げた日本国民を取り締まり、レイプ犯を引き渡せとも言わず(一応ポーズはとりましたが)、泣き寝入りを強要。


集団的自衛権を通そうと躍起になっているのは、アメリカの「金だけでなく血も流せ」というアメリカの要求に応えるためだと私は思う。


自衛隊員を米軍の前線に立たせることを私は許さない。


そして、他人事と思っている多くの国民に「愛国心を育てる為」と、徴兵制に近いものが登場するだろう。男子だけでなく女子も平等に。日本は男女平等の国だから、、、これを私の妄想と笑うかもしれないが、残念ながら教科書問題や道徳教育の見直しで片りんは現われてきている。