昨年の暮、友人に孫ができた。


娘の子どもで初孫だ。わたしにとっても孫のようでとてもかわいい女の子。


せっせとおもちゃや本をプレゼントしている。


結婚前、友人が「どうしよう、、、相手が自衛隊員なのよ。本当なら反対したいんだけど言えない」と悩んでいました。


しかしながら、(というのは語弊があると思います。自衛隊員さんごめんなさい)とてもできた、優しい彼で、友人も認めざるをえなかったようです。


子どもができると、彼の子どもの可愛がりようは、はたで見ていてもほのぼのするくらいです。


その彼と先日話しました。


「この集団的自衛権、一番びくびくしてみているのは自衛隊員やその家族だと思う。なにも外国に行って戦争するために自衛隊に入ったわけではないんです。」という言葉に涙が出ました。


自衛隊員になった若者、、、動機は様々だと思いますが、本当に人殺しをするために入った人はいないでしょう。


「こんなこと、表だって言うと罰せられるけど、みんな蔭ではとても怖がっているんです。」の言葉が重かった。


友人の孫を、人殺しの親、または母子家庭の子どもにはしたくない。


昨夜の集団的自衛権行使に反対する集会が全国各地で開かれ、東京だけでも5,000人が駆けつけました。


本当なら参加したい自衛隊員もいたでしょうが、立場的に難しくて参加できなかったと思います。


参加した5,000人の影で頑張って欲しいと思いながら参加できなかった人のために声をあげられる立場の人は、どんどん声を上げて欲しい。


ちょっと前の流行語ですが、本当に「今やらなかったら絶対後悔することになります」と訴えたい。


日本に住んでいる限り、この集団的自衛権が容認されると自分に降りかかってきます。


二者択一です。戦争する国にするか否かです。


わたしは、戦争の悲惨さを体験していません。そして、今後わたしの子どもや将来できるであろう孫にも体験させたくはないので、反対です!