日本の歴史問題でもある「慰安婦問題」

最近では、橋下大阪市長やNHK籾井会長の女性蔑視とも言える発言で世論を敵に回しています。

わたしも、新聞などで得た情報でわかったつもりではいましたが、今日、慰安婦とされた女性の生の声を聞いて、ショックでした。

李容洙さんという85歳になられる方です。

彼女は17歳の時に、拉致同然の形で日本軍の兵士の慰み者にさせられました。

色々な場所に連れて行かれ、行き着いた場所は船。

慰安婦とされた少女5人に対し、日本軍の兵士は、300人!

ひっきりなしに兵士に犯された彼女たちは壮絶としか言いようがありません。

まだ幼さの残る彼女をかばってくれたお姉さんたちも、まだ歳若き女性でしたが、梅毒で亡くなった人もいます。
戦火で亡くなった人もいます。

彼女は言いました。「私は慰安婦ではありません。被害者です。」

確かに慰安婦とは、兵士側からの呼び名であって、彼女たちは犠牲者です。

拉致され、多くの兵士たちから集団レイプされたんです。

これは国をあげての犯罪に他なりません。

彼女とて、喜んでこんな話はしたくなかったでしょう。話をするたびに辛い思いをしたと思います。

何が彼女を奮い立たせたのか?

せめてキチンと謝罪して欲しい。二度とこんな犠牲者は出して欲しくないからの一心からです。

多くの犠牲者たちは亡くなりました。せめて、一人でも生きている間に日本は、謝罪すべきです。もうタイムリミットはせまっています。

彼女は、忌まわしい記憶の為、一人で寝ることもできません。沢山受けた暴行により、手の痺れも残っています。

そんな彼女に対し、キチンと罪を認め今報いるべきです。