薬を使わない薬剤師宇多川久美子の4冊目の本「薬が病気をつくる」が1か月もたたない現在5万部売れたそうだ。


彼女はもともと薬剤師で、普通に(?)調剤薬局で患者さんに薬を出していたが、白衣を脱ぎ健康の為には、病気にならない身体をつくることが一番、、、と食べること、運動が大事と180度転換した。


安泰の薬剤師から不安定な生活へ切り替えたには、かなりの勇気もいったと思う。


背景には、心臓弁膜症のお姉さんの存在、そして彼女自身が頭痛で一日17錠もの薬を飲み続けていたという過去がある。


今日は、その彼女の出版記念パーティがあった。


今回の本の推薦をしてくれた真弓定夫先生も駆けつけてくれ、楽しい会になった。


医学部では、薬についてはほとんど勉強をせず、その医師たちが製薬会社の勧めのまま、処方することは人体実験と同じだと感じた。


真弓先生の病院では、薬は置かない。救急病院でないから、、、とは言っていたが、先生の突き詰めた病に対する意識にうなった。


「私の病院はすいているんですよ。熱が出た、鼻水が出た、咳が出た、、、、くらいじゃ、みんな家で寝かせて治すという指導をしているからです。混んでる病院には行ってはいけませんよ」には再びうなりました。


病院としては、儲かりません。でも、先生を信頼し、本当に子どもを健康にするための指導が徹底している。こんな病院があったんですね。


友人で、真弓先生の本を30年まえから読み、薬を使わずに子育てした人がいます。


その子どもたちも30歳を先頭に3人います。その子どもたちも同じように子育てをしていくんだ、、、と思うと継承ってすごく大事だと思った。


その昔は、家にいた年寄たちが「そんなの放っておけば治る」と教えてくれていたんですよね。核社会になった歪の大きさを感じます。


わたしも子どもや周りの大事な人たちには、伝承できたらいい、、、と感じました。