僕の名前は、林祐一郎。


35年前に僕の家にアメリカのジェット機が落ちてきたんだ。


僕と弟の康弘は全身大やけどだった。


すぐに救急車が来たんだけど、僕たちは乗せてくれずに落下傘で落ちてきたアメリカの兵隊さんを乗せて行ってしまった。


それからしばらくしてやっと救急車が来てくれた。


僕も弟も駆けつけてきたパパに「バイバイ」が言えたんだ。弟はパパと一緒に、大好きな「ポッポッポ・・・」の歌を歌いながら、パパとお別れしたんだ。


ママは、僕たちが死んだことを知らずに、僕たちに会えることだけを楽しみに頑張ったんだ。


でも、皮膚が足らなくて、新聞にパパが「僕の妻の為にあなたの皮膚を分けてください」って出したんだって。 毎日消毒の痛いお風呂にも頑張って入ったんだって。


でも、5年後に死んだんだ。


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3歳だった祐一郎くん、1歳だった康弘ちゃん。


お母さんとにぎやかに遊んでいたところに、ジェット機が落ちてきて炎上。


どこにでもある普通の生活が、一転して地獄に、、、


オスプレイが日本の上空に飛んだ時、この祐一郎くんと康弘くんと同じ状況が高まるということを改めて考えさせられます。


これのネックになっているのが日米安保条約なんですよね。


止める気があればいつでも止められるんです。


日本の主権を取り戻すためにも、アメリカとの関係を対等にするためにも今すぐ、日米安保条約をやめるべきだと思います。