今まで、おざなりに行われてきた原発の公聴会。


各地で電力会社の社員やそれなりの息のかかった人が参加して、「やらせ」と問題になっていましたが、今回福島で行われた意見聴取会は様子が違った。


福島原発事故で被害を受けている福島で開かれ、発言者30人中28人が「原発ゼロ」を明確に訴えました。


「がれきのしょりも決まっていないし、燃料棒の処理の仕方もきまっていない。こんな状況で、結論ありきで原発再稼働され、福島原発の避難区域再編なども進められている。」


「明らかに負担が多いのは原発推進。原発ゼロから議論を始め、そこに向かって何ができるかを話し合うべき」


また福島市に住む女性は、「福島に子どもと住み続けていいのか切実に考えている。大飯原発の再稼働にあたって、国民の為と言っていたが、わたしたちだって国民だ」


この意見聴取会は、’珍しく’テレビでも取り上げられていましたが、「この意見聴取会で国民の意見を聞いたとアリバイ工作にしてほしくない」という意見が多数ありました。


本当ですよね。「やった」「聞いた」だけのアリバイにしてほしくない。


国民の’声’にきちんと耳を傾けて欲しい。


単なる’音’として聞き流さないでほしい。


さあ、明日は金曜日!首相官邸前の取組みがありますが、日本全国多彩な取り組みが呼応してあります。


黙っていたら、「国のやっていることに賛成しているのと同じ」です。


責任ある国民の一人として、勇気ある福島の人たちの発言を無駄にしないためにも『原発反対』と声をあげる隊列に加わりましょうビックリマーク