無限本地獄 ~ めざせ図書館司書 ~ -2ページ目

無限本地獄 ~ めざせ図書館司書 ~

■ 何故かヴェールに包まれている、図書館司書職を目指し活動中。

 体験談etcアップしていきます!


■ 本に関係する<なんでもござれ日記>も併設

夏期集中講座の応募書類のうち、

志望動機書の留意点をご紹介します。

(以下「志望書」とします)



ここに書く留意点や内容etcは、

わたしが個人的に考えたものです。

あくまでご参考までに


まだ講習受講の合否が発表されていないので、

まあもし落ちてたら、反面教師的なかんじで

見ていただければと思います。

(…なんて書くと、ちょっとへこみますが)



以下、わたしが実際に心がけた点について。


 ・ 「本好き」のエピソードはあえて書かない

   (と、いうか書くスペースがなかった)

   

   これは添削していただいた方に指摘されたのですが、

   司書講習に応募する時点で、だいたい皆さん本好きです。

   おそらく実際に合否を決める方も、それは前提としているでしょう。

   

   わたしも本好き・図書館好きですし、

   こども時代からのエピソードもあるにはある。

   けれど、「800字以内で書く」にあたっては、

   ほかに盛り込むべきことがあるんじゃないか?

   と、いうことで、 ”文章の工夫で匂わす” 程度にとどめました。


   (もし「本や図書館は好きじゃない、改善点が山ほどある」

    という場合は、それはそれで説得力のある文が書けると思います)


   

 ・ ”自分なり”の問題意識、図書館の課題、やりたいことを書く

   

   わたしは本当に、ただ読者として本好きだっただけなので、

   本に直接関係するようなボランティア等は、したことがないです。

   

   その代わりにやってた他の学外活動や、社会人経験上感じた

   図書館に関わる問題etcを、できるだけ具体的に書きました。

    

   もちろん本っ当に感じたことを書いてはいるのですが、

   「受かるための武器」として、内容を研いでいきました。


   ”社会人ならでは”のエピソードや考えというのは、

   もしかしてこの講習の応募者層の中で、珍しいんじゃないか。

   「図書館界にこういう奴入れたら、どうだろうか」、

   そう思わせるような文を書こうと、意識しました。



 ・ 司書という資格の必要性を書く

   

   書いててふと気になったのが、

   「図書館で働きたい」 と 「司書講習を受けたい」 は、

   無条件ではつながらないんじゃ?

   ということです。


   なぜかといえば、以前も書いたように、

   図書館で働くのに資格は必須じゃないからです。

   

   確かに採用情報を見ると、資格が応募要件に

   なってることがほとんどなんですが、

   でもじゃあなんで要件になってるのか?  

   資格を得ないと得られない知識ってなんだろうか?  

   じぶんがやりたいことに、その知識はいるだろうか?

   

   その疑問をちょっと深追いしてみて、

   

   「これこれこういうわけで、専門知識が要るんです、

    資格が必要なんです」

   

   と書いたほうが、読んだ側も

   しっくりくるんじゃないでしょうか?



長々と書きましたが、要するに、


「読む側がすとんと納得しやすい」


ものを書く。

それを大前提とした志望動機書作りとなりました。


ちなみに。

この志望書含め、提出書類は皆手書き必須とされています。

手書きって、意外と時間かかります。

本当に…

<週末ホテル>という特集が雑誌で組まれるたび、

「皆どこに、そんなお金を隠し持ってるというのか…」

といぶかしまずにはいられません。


わたしが貧乏性なだけ?

いや、でも一泊二万はいくわけですよ、

そういう記事で紹介されるホテルは。


<週末ホテル>というのは、


 「旅行に行かなくたって、都内で非日常メルヘンワールド

  味わっちゃうもんンね!」


という、効率的といえば効率的な概念です。



ぜいたくな気分を味わうことが第一義です。

当然、金はかかります。

江戸川乱歩だって、貯金があったにきまってます。



久世光彦『一九三四年冬 ― 乱歩』は、

<週末ホテル>での江戸川乱歩を描いた小説です。

フィクションです。


作中の乱歩は、スランプから抜け出すために、

知人家族のだれにも知らせず引き籠るわけですから、

かなり切羽詰まった<週末ホテル>ですが。


ただこの中に出てくる麻布の”張ホテル”、

「安ホテル」ということなのですが、

お風呂にステンド・グラス風の高窓がある、

大使館に囲まれた青い洋館である、

給仕はとびきり美青年(この”美”の書き方がすごい)、

中庭からはマダムの弾くマンドリンの音色、

謎の物音や事件が続発、

と「安かろう悪かろう」とは逆に突っ走っています。



読むと、うっとりします。

<週末ホテル>、実行しなくてもじゅうぶんですわな、となります。


物語の主旨は、『梔子姫』という作中作を綴る、というもの。

そちらに関してももちろん面白いのですが、

張ホテルの描写だけでも文庫版480円はお安い買い物。



読んでるだけで自宅が<週末ホテル>。

ほんとうにそんな気分になってくる本です。

夏期集中講座の応募書類のうち、

特に対策が必要なのは次の三つじゃないでしょうか。


①800字程度の志望動機書

②800字程度の作文

③応募書類の自己PR爛



ちなみにわたしは図書館の中でも

特に大学図書館で働いてみたいと思っていたので、

「中でも大学図書館では今…」みたいに、

範囲を狭めて書きました。


なぜなら、「図書館」と一言で言っても、

種類によって環境や課題は違ってくる。


すると求められる能力も違ってくるだろうし、

アピールポイントだって違ってくる。

それを見極めておけば、

ふわっとした志望動機書じゃなくて、

具体的にどういうことをしていきたいかも書けるだろうと。


範囲を狭めるのが吉とでるか、凶とでるか?

不安を残したままの提出となりました。

が、そうでもしないとわたしの場合、

ものすごーく曖昧な文章しか書けなかったのです…



で、わたしは”就職活動モード”を思い出すことにしました。

対策手順はこんな感じ。

 

・自己分析をする

 

  内容 : 興味があること、理由/経歴/こんな役割が多かったetc

  参考資料 : 市販の自己分析本/履歴書・職務経歴書の書き方本

  


・とりあえず書いてみる 


   自己分析を参考にして、各書類を一度書いてみます。 

   (わたしはこの段階で、一度人に見せて、アドバイスをもらいました)


・業界の基本情報、ホットな話題を広く調べる

 

  内容 : 図書館界全体の構造や課題、ホットな話題などを調べる

  参考資料 : 各種関連本/ニュース/図書館関連の専門雑誌/

           国会図書館<カレント・アウェアネス・ポータル>など


 

・希望する図書館の特徴、課題、環境等を調べる

  

  内容 : 特有の構造や課題、環境を調べる

        (わたしの場合、大学図書館について)

  参考資料 : 各種関連本/大学図書館専門雑誌/

           私立大学図書館協会HPなど

             


・再度、実際に書いてみる + 添削 → ブラッシュアップ

  

   ハローワークの添削係の方や、友人に依頼しました。



こうして見ると、お堅く、大変そう、かつ面倒そうですね。


ただですね、1回目の<書いてみる>で作った作文。

これを、最後の<再度書いてみる>の作文と比較してみますと、

1回目のは、思わず記録・記憶から抹消したくなります。


「なーに言ってんだそんなことは当たり前なんだよ」

「いやいやそう切って捨てるのは危ないんじゃないの」

「うん、それはね、皆そうだよね、ふつう」


調査をしないうちに書いた文章は、そんなツッコミだらけなんです。


司書講習を受けようと思うなら、

調べる内容=好きなことに関している情報なわけです。

そんなに苦にはならないはず。


ぱっと書いて、ぱっと出す前に、ちょっと相手を知る時間を

取った方が、自分も納得できるのではないでしょうか。

 

司書講習夏期集中講座は、

毎年だいたい全国12大学で開催されています。


「併願を禁止する」旨は書かれていません。

わたしも併願しました。



社会人として応募する際の提出書類をまとめると、

だいたい下のような感じになります。

 (学生の場合は違ってくると思いますので要確認)


 ・800字程度の志望動機書


   受講を志望した理由、なぜ司書になりたいか、

   講習で学びたいことなど、大学によってタイトルは若干違います。

   が、だいたい聞かれていることは同じと思います。


 ・800字程度の作文 (一部大学のみ) 


   「図書館の夢わたしの夢」という題で自由に書く、

   「電子書籍の出現で図書館にどんな影響があるか」を書く、

   などなど大学によってテーマは違います。


 ・その他応募用紙/履修科目表


   履歴書のような用紙に、3行~10行程度の

   自己PR爛があることが多いです。  

   だいたい、横に「特記事項」「ボランティア活動など」と

   補足説明が書かれている場合が多いです。

   

   履修科目表では、必修科目のほかに選択科目を

   選ぶ必要があります。

   大学によって、選択科目の内容も若干違っています。

  

 ・最終学歴の卒業証明書、成績証明書

  

   大学によっては成績証明書がいらない場合も。

 

 ・受験料振込明細票のコピー



提出方法は、だいたい簡易書留を指定している場合が多いです。

直接持ちこみ可能な大学もあります。


大学によって勝手が違うので、確認が必要。

振込用紙や返信用住所シールを、

郵送で取り寄せなければいけない大学もありますので

早めに必要書類を確認しましょう。

( ← ちなみにわたしは提出一週間前に気付き、慌てて請求)



提出するまでの間に、意外とお金がかかります。

以下、わたしが一校に出したときかかった金額

 

 ・ 受験料 3500円

 ・ 受講料振込手数料 600円強

    (指定銀行と違う銀行から振込む場合)

 ・ 各種証明書発行料 300円~400円くらい

 ・ 簡易書留発送料 450円くらい


                                  計 : 約5000円


… 今合計出してみて、あらためてお金かかってるな、と痛感しました。


 → 「司書講習に受かりたい②」へ続く





さる5月終盤某日、ひいひい言いながら応募書類を出しました。



なんの応募書類かといえば、

以前書いた司書資格をとる3つの方法の①、

夏期集中講座を受けるための書類です。



わたしは心機一転・図書館関係の仕事をするのだと正月に決意、

数か月後会社をやめてしまったので、

とにかく速攻で資格取って職を得ねば、

という立場にありました。

ので①選択。

(もっと計画的に歩むべきという自省は、一応あります。一応。)



この応募書類、なめてたら足元すくわれます。


受験生の秋、

もしくは卒論提出の3か月前、

あるいは就職活動生のむかえた新年、

くらいの緊張感と労力が要るというのが

わたし個人の印象でした。


というのも、某大学では、倍率4倍という人気っぷり。

講習を受ける資格を得るのに、4倍です。


受講資格は大学・短大・高等専門学校卒業生、

大学で62単位以上修得している学生、

2年以上すでに司書補経験がある人、

というくらいなのですが、

まあ受けられるかどうかは別問題なわけです。



見られるのは800字程度の志望動機書と、

3~4行分ほどの自己PRのみ。

大学によっては、プラスで800字程度の

作文を課すところもありますが。


どこを見てなにで落とされどうすれば通るのか。

試験と違って合格ラインがよくわからない。

ので、とにかく研究・対策・ブラッシュアップをすべきだろうと、

とりあえずわたしは、図書館へ行くことにしたのでした。



→ 「司書講習に受かりたい①」へ続く