野球部マネージャーが「ドラッガーする」次はもしかして…
という活況ぶりと思いませんか?
「政治のキソ」系書籍。
最近、テレビで池上彰さんをよく見かけるような気がするし、
書店の平積みコーナーにも、
関連書籍が山積みになっていますよね。
そりゃあワイドショーも飛びつかざるをえませんわ、
という活況を見せる内政事情(話題提供という意味で)。
一方、小中高と公民で暗記したはずの知識が
さっぱり抜け落ちているわたし。
司書を目指す者、世間一般様の知識もなくてどうする、
というわけで、これを機に、政治本に手を出してみました。
中見利男著『首相補佐官 ~国家プロジェクトに賭けた男たち ~』は
むしろ暗記の前にこれ読むべきでは、という面白さ。
だいいち、見た目からして既に面白そうなんです。
生成り色の和紙の一種でできたカバー。
国際芸術書院総本部院長による題字。
骨太な感じの、大きなフォントで記された著者名。
古代史の授業で見たような落款。
そのままN●K特番になりそうなサブタイトル。
この見た目を裏切らない、熱く本格的な内容。
おすすめは第二章の
「幻の首相補佐官・暗号名は『ヨシダ』」
でしょうか。
特に終盤、沖縄返還の正念場で、
●●というヨシダの本来の顔ゆえに、
政治的かけひきの限界にぶち当たる場面…
アメリカンサスペンスも真っ青の緊迫感です。
装丁が凝った本はたくさんありますが、
硬派かつ躍動感のある内容とこれだけ合っている
装丁も珍しい。
ジャケ買いもありと思わせる一冊でした。
