長谷川等伯 と 川村美術館 | 49ersのブログ

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この前の NHK 日曜美術j館 で 「長谷川等伯」 が取り上げられた。何とはなしに見ていたら、出身地が 能登の七尾 だという。えっ、また七尾か。小京都 と言われるくらいだから 文化遺産が豊富なんだろう。生きた時代は 戦国から江戸幕府成立の頃 らしい。国宝の 「松林屏風図」 は 東京国立博物館 にある。wiki に 「烏鷺 (ウロ) 図」 という作品が川村にある というので見に行った。これは 重要文化財 なので 常時展示している訳ではない。年に 60日 とか制限されているのだ。受付に訊いてみたら、展示している という。しまう筈だったらしいが、NHK の番組があったからかね? さて、作品はというと、美しいものではない。なにしろ 400年 も経っているからね。左の 黒 はいいが 右の 白 は冴えない。からす がそんな恰好で飛ぶか? とか そもそも ポージング なんかしねぇだろう、なんて思った。観賞眼のないことだ。今の技術をもってすれば、当時の色の再現が出来そうな気がする。すすけてしまって、普通の人が見たら ただの 汚たねぇ屏風 としか思わないだろう。さて、滞在時間は、これを見るだけだから 10分 もいらなかった。会員だから、入館料は要らないのだ。さて、「重文」 だと いくら位するのだろう? 4年前まで所蔵していた、Bernett Newman の 「アンナの光」 は 100億円 で売ったそうだ。全面 赤 に塗られ 右端に縦の白の線だけの代物だ。見るたびに つまんねぇの と思った、それが100億円 …。美術は謎だ。