★★★★

 

2018年、アフガニスタン。タリバンの武器や爆弾の隠し場所を探す部隊を率いる米軍曹長ジョン・キンリーは、優秀なアフガン人通訳アーメッドを雇う。キンリーの部隊はタリバンの爆発物製造工場を突き止めるが、大量の兵を送り込まれキンリーとアーメッド以外は全滅してしまう。キンリーも瀕死の重傷を負ったもののアーメッドに救出され、アメリカで待つ家族のもとへ無事帰還を果たす。しかし自分を助けたためにアーメッドがタリバンに狙われていることを知ったキンリーは、彼を救うため再びアフガニスタンへ向かう。ガイ・リッチー監督が、アフガニスタン問題とアフガン人通訳についてのドキュメンタリーに着想を得て撮りあげた社会派ドラマ。劇場公開日:2024年2月23日(以上、映画.comより)

 

前半は脱出劇、後半は救出劇。こういう映画はシチュエーションを変えていろいろありますが、やはりハラハラ・ドキドキ、そして感動します。この映画はフィクションですが、実際、300人以上の通訳とその家族がアメリカに協力したことで殺害され、現在でも数千人が隠れて暮らしているそうです。アメリカは、ひとりの人質でも基本素早く救出に動きますよね。日本は人質がとられたとき、わざわざ世界に配信される世界会議の場で「決して、テロには屈しない!」などと発言し、世界首脳陣に自分を売り込むことを優先し、翌日、人質が殺されるということもありました。