★★★+

 

劇団「ヨーロッパ企画」初のオリジナル長編映画。とある雑居ビルの2階。カトウがテレビの中から声がするので画面を見ると、そこには自分の顔が映っていた。画面の中のカトウから「オレは2分後のオレ」と語りかけられるカトウ。どうやらカトウのいる2階の部屋と1階のカフェが、2分の時差でつながっているらしい。「タイムテレビ」 の存在を知った仲間たちは、テレビとテレビを向かい合わせて、もっと先の未来を知ろうと躍起になるが…。劇場公開日:2020年6月5日(以上、映画.comより)

 

観ちゃいました。“2分”と“階段”が好きな劇団だなぁ。ウシシ

「リバー、流れないでよ」を先に観ちゃったので、こちらの評価は★3つってところですが、ラストがいい感じだったので+を追加。ちなみに、タイトルの“ドロステ”とは、ドロステ効果のことで、「再帰的な画像のもたらす効果のこと。あるイメージの中にそれ自身の小さなイメージが、その小さなイメージの中にはさらに小さなイメージが、その中にもさらに…と画像の解像度が許す限り果てしなく描かれる。ドロステ効果は、自己言及システムの不思議の環の視覚的例である」とのこと。真顔