飲み過ぎて急アル中毒になっても

入院できませんよ!

 

 

では、映画です。真顔

 

 

★★★

 

ロンドンで独り暮らしを送る81歳のアンソニーは認知症により記憶が薄れ始めていたが、娘のアンが手配した介護人を拒否してしまう。そんな折、アンソニーはアンから新しい恋人とパリで暮らすと告げられる。しかしアンソニーの自宅には、アンと結婚して10年以上になるという見知らぬ男が現れ、ここは自分とアンの家だと主張。そしてアンソニーにはもう1人の娘ルーシーがいたはずだが、その姿はない。現実と幻想の境界が曖昧になっていく中、アンソニーはある真実にたどり着く。劇場公開日 2021年5月14日。(以上、映画.comより)

 

レビュー評価も大変高く、アンソニー・ホプキンスが米アカデミー主演男優賞を受賞した作品。

しかししかししかしBUT!確かに、アンソニー・ホプキンスの演技は凄いけれど、内容的には私の頭がおかしくなるだけ(というのは言い過ぎだけどあせる)のものでした。というもの、痴呆老人が見聞きしている世界と現実が入れ子で展開され、デジャブー的に同じことが繰り返されたり、同一人物の顔が変わってしまったりするので、はじめは一瞬、「ミステリーか?この謎解きはあるのか?」と考えてしまう。ミステリー映画ではないから、もちろん、そんなものはない。すべては痴呆が見せていたもので、謎解きなどありません。

父がひどい物忘れ、母は完全な痴呆という経験をした私には違和感。で、共感もできずといった感じでした。

あくまで個人的感想です。多くの方が高評価している映画なので、鑑賞するかしないかはご自身の判断で。ほっこり