「日本では大歓迎されたトランプ大統領ですが、
イギリスでは反対デモも起きて
冷遇されているようです」
なんて、テレビで報道してましたが、
日本で歓迎したのは安倍ちゃん一派だけ。
空港や道路沿い、国技館で手を振っていたのは、
単にエアフォースワンが見たかったり、
パンダのように珍しいから見ておこうという
ミーハーな国民性だからだよ。
歓迎して手を振っていたわけではない
ということをマスコミはわからんのかね?
★★★★
東野圭吾の同名小説を映画化。2人の子どもを持つ播磨薫子と夫・和昌は現在別居中で、娘の小学校受験が終わったら離婚することになっていた。そんなある日、娘の瑞穂がプールで溺れ、意識不明の状態に陥ってしまう。回復の見込みがないと診断され、深く眠り続ける娘を前に、薫子と和昌はある決断を下すが、そのことが次第に運命の歯車を狂わせていく。(劇場公開日 2018年11月16日)
脳死と臓器移植の問題です。考えさせられます。
母、父、祖母、祖父、兄弟姉妹、従妹・・・。みんなつらい。
それぞれの気持ちも、手に取るようにわかる。
子供は死なせてはいけない。それは自分の子供だけか?
脳死状態と思われる我が子をどうしたらいいのか?
瀕死で臓器提供を待っている他人の子に何ができるのか?
映画の中で、お爺ちゃんが、「このジジイ(の臓器なら)なら、いくらでもくれてやるのに…」と言ってますが、正に真実!
高齢者の臓器も使えるなら、60歳時点で臓器提供の義務化をしてもいいと思うくらいです。政治家は自分のことしか考えないので、反対するでしょうが。
そして、知らなかったことが多いのにも驚きでした。例えば、脳死の診断を受けるには、臓器提供することが条件だということ。つまり、臓器提供を検討するために、本当に脳死状態なのかを確認してほしいと希望しても、それは却下されるということ。おかしくないですか?
また、なんで心臓移植に2億6千万円もかかるのか?
殆どが人件費? 高額医療器具の減価償却費?
なんか、うまくまとまりませんが、みんなに観ておいて欲しい映画です。