★★★★+
両親や弟と暮らす内気な少女・紀子は、優しくて明るい母・芳恵のことが大好きだった。しかし紀子が10歳のある日、芳恵は病気でこの世を去ってしまう。自分の死期を悟った芳恵は、子どもたちが20歳になるまで毎年バースデーカードを贈る約束をしていた。その約束どおり、紀子たちのもとには毎年、母からの手紙が届くように。そして20歳を迎えた最後の手紙には、紀子が10年前に母に投げかけた質問への答えが記されていた。(劇場公開日 2016年10月22日)
良さそうな映画なので鑑賞。良かった!![]()
監督・脚本が良いのか、演出が良いのか、俳優陣が良いのか・・・すべてが良いのでしょうね。泣かせる中にも、小笑がところどころに用意されていて、この監督、なかなかやるなぁという感じです。でも、邦画には珍しく、エンドロール後にも少し続く物語、そこはもうひと細工欲しかった。
今年の日本アカデミー賞は、宮崎あおいがこの映画で優秀主演女優賞(最優秀ではない)も、それだけ?感が・・・。ABC(関西のテレビ局だっけ?)制作なので、テレビ番組のアタック25を絡ませちゃったりしたから、毛嫌いされたかも。そういう点では、客はお金を払って無理やりCMを見せられるようなものだから、映画鑑賞券は割引価格で500円にしちゃうとかの配慮が欲しかったな。![]()
でも、お奨めです。今年、あまり泣いてないなぁという貴男に貴女にも。![]()
