★★★☆
スティーブン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演、ジョエル&イーサン・コーエン脚本と、いずれもアカデミー賞受賞歴のあるハリウッド最高峰の才能が結集し、1950~60年代の米ソ冷戦下で起こった実話を描いたサスペンスドラマ。保険の分野で着実にキャリアを積み重ねてきた弁護士ジェームズ・ドノバンは、ソ連のスパイとしてFBIに逮捕されたルドルフ・アベルの弁護を依頼される。敵国の人間を弁護することに周囲から非難を浴びせられても、弁護士としての職務を果たそうとするドノバンと、祖国への忠義を貫くアベル。2人の間には、次第に互いに対する理解や尊敬の念が芽生えていく。死刑が確実と思われたアベルは、ドノバンの弁護で懲役30年となり、裁判は終わるが、それから5年後、ソ連を偵察飛行中だったアメリカ人パイロットのフランシス・ゲイリー・パワーズが、ソ連に捕らえられる事態が発生。両国はアベルとパワーズの交換を画策し、ドノバンはその交渉役という大役を任じられる。
軍や政治家は責任を取りたくないため、秘密諜報員でもない普通の弁護士(民間人)に交渉役を命じる。責任を取りたくない政府というのは日本の方が上かも。
人質を取られても、人質の命の心配をするより外国への世間体を気にして挑発発言をし、人質を見殺しにしてしまう今の日本政府。実話ということだけど、今の日本にはドノバンのような正義感と実力を兼ね備えた人物がいないことが悲しい。
★の数は少なめですがお勧めです。

スティーブン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演、ジョエル&イーサン・コーエン脚本と、いずれもアカデミー賞受賞歴のあるハリウッド最高峰の才能が結集し、1950~60年代の米ソ冷戦下で起こった実話を描いたサスペンスドラマ。保険の分野で着実にキャリアを積み重ねてきた弁護士ジェームズ・ドノバンは、ソ連のスパイとしてFBIに逮捕されたルドルフ・アベルの弁護を依頼される。敵国の人間を弁護することに周囲から非難を浴びせられても、弁護士としての職務を果たそうとするドノバンと、祖国への忠義を貫くアベル。2人の間には、次第に互いに対する理解や尊敬の念が芽生えていく。死刑が確実と思われたアベルは、ドノバンの弁護で懲役30年となり、裁判は終わるが、それから5年後、ソ連を偵察飛行中だったアメリカ人パイロットのフランシス・ゲイリー・パワーズが、ソ連に捕らえられる事態が発生。両国はアベルとパワーズの交換を画策し、ドノバンはその交渉役という大役を任じられる。
軍や政治家は責任を取りたくないため、秘密諜報員でもない普通の弁護士(民間人)に交渉役を命じる。責任を取りたくない政府というのは日本の方が上かも。
人質を取られても、人質の命の心配をするより外国への世間体を気にして挑発発言をし、人質を見殺しにしてしまう今の日本政府。実話ということだけど、今の日本にはドノバンのような正義感と実力を兼ね備えた人物がいないことが悲しい。
★の数は少なめですがお勧めです。
