神楽坂を歩いていると「宮城道雄記念館」の看板があった。
誰だろうとちょっと気になり、帰ってからググってみようと思い、忘れないように写真を撮りました。
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宮城道雄記念館のHPより
8歳で失明の宣告を受けた道雄は、生田流の二代中島検校(けんぎょう)に入門。
11歳の時、三代中島検校より免許皆伝を受け、師匠の「中島」の1字を許されて、芸名『中菅道雄』となりました。
家庭の事情で道雄は13歳の夏、朝鮮の仁川(現韓国・インチョン)に渡りました。昼は箏、夜は尺八を教えて一家を支えるのでした。14歳で処女作【水の変
態】を作曲、
この曲で伊藤博文に認められ、伊藤は道雄を上京させて後援することを約束しましたが、その直後に伊藤は暗殺され、この約束は果たされませんでした。
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伊東博文と同じ時代の人で、8歳で失明し、自分の生きる道を筝に決め、11歳で免許皆伝となり、14歳で「水の変態」という曲を作曲している。
1930年36歳のときに「春の海」という正月によく流れる有名な曲をつくった。
水の変態
春の海
何気なく聞き流していた曲でしたが、襟を正して聞き直す気持ちになり、素晴らしさに気付きました。
ここで演奏されている楽器は、琴(こと)でなく正式には筝(そう)と呼ぶそうです。
さきほどの看板ですが、すごくもったいないと思います。
こんな素晴らしい演奏、人物を「宮城道雄」を知っている人にはわかるかもしれないが、
知らない人にはまったく意味がなく、気にもとめず、知られる機会を失っているからです。
多くの飲食店、お店、サービス業も同様な看板や、メニューを見かけます。
お店の人と会話を楽しむために、わざと情報を少なくしているときもありますが・・・。
もっと初めて訪れる人に対して親切であってほしいと思います。
認知心理学では、アフォーダンスという言葉があり、
環境やモノに備わったヒトが知覚できる「行為の可能性」を指し、
ユーザーインターフェースやデザインに応用されている。
メニューにまったくわからない言葉が書いてあると「行為の可能性」が減ると思うのだが・・・。
なんか勉強みたいで怖くなってきた。
わからないことやわからない言葉が多くなってくると、行為の可能性が減ってくる。
すなわち、自分の生きる道が狭まると言うことなのか?
かといって、単に知っているだけでは道が開けるとは思えない。
今、自分がここにあることの意味を、
自分自身で見つけなければならない。