英語は彫るようにしておぼえる
どんなに勉強しようと、口に出して表現できないものは、
知らないといっしょですよ。
書いて覚えるんじゃないですよ、
彫るようにして覚えるんです。
効率悪いようにみえますけど、
言葉は自分のいいたいことを伝える
大切な道具なんだから、
一語一語、彫りかえすようにくり返し覚えるんです。
地道にね。
1冊の英会話の本を買ってきたら、![]()
そこに書いてあることを、すべて自在に使いこなせるように、
自分のものにするんです。
たまたまどこかで聞いた英語の表現が、
買った本に載っていなくて、不安になってまた
他の本に手を出してしまうとか。
気持ちはわかりますけど、
語学の勉強は、不安でどんなに左右に揺さぶられても、
軸になるものがぶれちゃいけませんよ。
お金を出して買ったものなら、
そこに書いてある英語の表現を、徹底的に
すみずみまで吸収するんです。
完璧に覚えたと思っても、また時間がたったら繰り返す。
そうやって覚えてはじめて、うまく言葉がいろんなかたちで
使えるようになるし、そうやって応用が利く表現が増えていくことで、
同じ似たような表現が、それまでとはうってかわって、
簡単にあたまに入っていきやすくなる。
「地道に繰り返し覚えること」
「それを続けること」
退屈なようですけど、スポーツでいう基礎体力をつけると同じように、
そうした愚直なことを淡々と続けられる人が、
英語を身につけることができるんですよ。
だだっ広い英語の大海原の中で、
迷子にならないように、自分の足元をしっかりと固めながら、
英語を取得する範囲を広くしていきましょうね。