ザキヤマ先生崇拝
私は仕事で英語をしゃべることが必要だったのですが、
英語をペラペラと流暢に話す必要なんか
ほとんどなかったんですよ。
必要なことだけを相手にちゃんと伝えられればそれで十分でしたし、
世間話がうまくできないことが多少、不満でしたが、
「まあ、仕事で使えればそれで・・・」
少し満足すると、なんか安心して落ち着いちゃうんですよね、
人間って。(ノ∀`)テヘ
いけません。
「テメエごときがなに満足してんだ?コラァ!!
」
なんて大人になると、
こころ優しく指摘してくださる方なんていらっしゃいません。
「山吉さん、英語うまいですね」
なんてほめられて、単純に調子こいてる
人間の末路は厳しいことに。
実際は、ネイティブレベルなんてものじゃなくて、
英語覚えたての赤ちゃんレベルなんです。
そうこうしているうちに英語の力が、現状維持から下降線をたどり、
いつの間にか自信をなくしていくというパターンに。
英会話の勉強のときに、私は誓ったはずなんです。
「お笑い芸人、アンタッチャブルのザキヤマ先生のようになれ!」
と、
あの強引に人の輪の中に入り込んでいく、
神経の図太さ!!
場の空気を読むことに慣れた日本人は、見習わないといけません。
私もけっこう、小心者です。
だからこそ、自分にはない、ずうずうしさを発揮しないといけないんです。
大阪のおばちゃんのようなずうずうしさを磨き上げねば。
外国人さんからも、
「このカミカゼ、少しは空気嫁よ」
と思われるぐらいがちょうどいい湯加減かと!
必死こいて、かっこ悪さを前面に出しながらも、何かをつかんでやろうと、
鼻水たらして、すごい形相でくらいついていくような執念が、
いつの間にか、静かな海の地平線のような静寂の平穏な心持ちで、
かっこよさと、スマートさと、余裕しゃくしゃくな態度に
変わってしまったんですね。
そんな自分は、断固拒否せねばならぬ!!!
会話をしていると、新しい言葉も表現も使わなくなってきているんです。
本で学んだ英語の表現を、実験の場を設けてでも
使っているんだろうか。
英語の本をくり返し読むという行為は、
「学んだことを掘り返す」
という意味があります。
ワンパターンにおちいって、使い慣れた言葉しか使わなくなった自分に、
もう一度、過去に学習したものを、再び自分の脳裏に浮かび上がらせて、
それをすり切れるまで使い、自分の血肉に変えていく、
そういう掘り起こし作業が必要なんです。
本に10個ぐらい質問のフレーズがあったら、
それをよく覚えておいて、スキがあればそれをかたっぱしから質問してみるとか。
(スカイプとかのオンライン英会話で試してみてもいいかも、
あいさつもそこそこに、いきなり質問攻めとか。やったことないけど)
あらゆる機会を使って、自分で学んだ英語を試してみましょう。
その際には、ザキヤマ先生になった気分で、
相手をゴリ押ししてみましょう。
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