はやり病は自分でなおせ | 本気の英会話日記

はやり病は自分でなおせ

私がNHKのテキストに手を出したのも、
言ってみれば、”英語しゃべれたらなあ病
にかかっていたせいだと思うのですよね。


これって日本人がよく感染するはやり病のような
ものなんじゃないでしょうか。


英語しゃべっている人を見かけるとなぜか
かっこよく見えてくるんですよね。
そして自分もああなりたいとか思っちゃう。


で、学校ではモノにならなかった英語を
社会人になってから学ぼうとするのです。


テキストや教材、英会話スクールと、
時間とお金をかけて英会話を勉強してみたりするんですよ。


でもそれって、何のための投資なのか、
よくよく考えてみる必要もあると思うんです。


はやり病におかされて、熱っぽい感じで、ただズルズルと
英会話の勉強にいそしむようになっちゃって、しかも

幸か不幸かこの国には、
そういった"英語を勉強する環境”が
過剰なほど整っていて、なんだかそれに引きずられてしまうんです。


学校の授業の延長みたいに、英会話スクールに通えば、
あちら側で一通りのメニューを、あなたのために用意してくれていて、
それにのっかっていれば、何とか目的が達成できるような
錯覚を見てしまう。





いや、それはどうなのかと・・・




時間やお金を無駄に使ってしまった人間(私)は、
せんえつながら人様に、

忠告することが出来る立場にあると思うのです。


英会話に恋をしてしまった人に、今さら、
「英会話のどこがいいの?」
なんて聞いても、よけいに熱が上がってしまい、

英会話ができなきゃだめなの!!


と、それしか見えなくなってしまうような、
事態におちいることもあるのです。
ちまたでよく聞くようなお話ですね、ええ。


熱が冷めなくて、情熱がほとばしっているのなら、
いけるところまで行ってみましょうよ。


熱におかされていても、自分で考えることを忘れちゃいけません。
「どうやったら、英語がうまくなるのか」
ってことを。


他人のレールに乗っかって、自分の行き先もあいまいですと、
多くの時間と高いお金をふんだくられますからね。


受験英語やTOEICのように、数値で自分の能力は把握できないですし、
わかりやすいものさしというものはないですが、



自分が一度手にした英語の本は、永久にしゃぶりつくせ

ってことです。



一度勉強したからと、捨ててしまったり、古本に出してしまうのは、
すごくもったいない。


1カ月後、3カ月後、半年後、1年後と、
もちろん毎日見直してもいいですけど、
そうやって、何度も上塗りをして、知識が定着していくんです。


あきらめずにがんばりましょうね。