もう何十年も昔からあるんだよね | 本気の英会話日記

もう何十年も昔からあるんだよね

2010年11月のテキストを買ってみました。




NHKラジオテキスト11月号


本屋に行くと、山積みでおいてあるんですよね。


もう何十年、同じような本の出版が続いているんでしょ。




この国には、英語の本や教材、英会話スクールなんかが、


あふれるほどそろっている割には、




英語をしゃべることができる人は、少なくて


むしろ、できないようになにか細工しているんじゃないか


とかんぐりたくなるほどですけど。




英語ができなければ、続けて購入してくれるわけですからね。


出版社としては願ったりでしょうから。




でもテキストの中身を見ると、けっこう充実しているんですよ。



この本の中身を全部自分のものにして、


とっさの会話のときも、その状況で違う単語を置き換えて、


本の中身の英文を使えれば、


英語ができる


人になれると思うのですが、




これはやっぱり


本人のやる気しだい


ってことなんでしょうか。




日本にいてそうそう使わない英語の言葉を


いったいどこで使うんだい?




っていう、英語上達の上での一番の課題を


どうやってクリアするかが問題なわけですが。




そんなことは誰も答えちゃくれない。




そこは自分でウンウン考えて答えを出すしか


ないのかもしれない。




何しろこの国じゃ、英語は基本、そんな必要ないんだから。




日本語ができれば十分暮らしていけるし、


それさえあれば、普通に生活できるんだから。




そこから飛び出すためには、


英語の世界への憧れと、その宇宙へ飛び立つための、


ロケットから「ゴー」って吹き出すような、


日本語圏の重力を振り払うすさまじいエネルギーが


最初に必要なのかもしれない(私のイメージ)。




テキストは毎月新しいものが出て、便利なんだけど、


日本語に安住している限りは、習った英語も、


霧散して消えてしまっているような、


そんなことが頭から離れませんでした。


言い訳がましいですけど。