こんにちは。hanakoです。
今回はグラフォーム(低発泡塩ビ板)をカットしました。
グラフォームは(少々大変ですが)カッターでも切れる素材です。
ですがカットラインが盛り上がり、
専門用語で「バリ」がある状態になってしまいます。
その場合はヤスリで削ってから出力紙を貼ったりします。
カッティングマシンZUNDでも、
引切りツールで切ることができます。
その場合も、手でカッターを使って切るように
「バリ」が出てしまうので、ヤスリで磨く工程が増えてしまいます。
なので、今回は「エア振動」ツールを使ってカットしました。
振動刃が細かく上下に動きながらカットするので「バリ」は出ず、
綺麗なカット面になります。
今回はこのような形のものを切り出します。
3つの図形を14個、16個と並べたデータです。
イラレでデータを作る際、線が重なっていると
刃も同じように、カットしたラインをまたカットすることになるので
線が重ならないようにデータ処理します。
専用ソフトでは次のように設定しました。
ではスタートです。
カット中。
爆音です。
歯医者に似たウィーンていうあの音に似ていて
音量はさらに大きく・・・
頭に響くというか、
奥歯に響くような・・・爆音です。
でも出来栄えは、
綺麗にカットできました(≧∇≦)
素材がドライマウントだと、
カット後持ち上げるとパラパラパラと
カットしたものが落ちるのですが、
このグラフォームは伸縮性のある素材だからか
パラパラ落ちることはなく、
むしろ頑張って押して抜くような感じです。
雑に扱うと「バリ」が出ることもあるので
それがちょっと難点。
マシンがどれだけ綺麗に正確にカットしても、
人の手や気遣いは必要ということです。
でももうちょっとパラパラ切れて欲しいなぁ・・・
では。
hanako