アメデオ・モディリアーニ展のご紹介です。






今回も出品作品のご紹介。
実は今回の展覧会には日本初公開作品が13点もあるんです!
もともとモディリアーニの作品は300~400点くらいしかないらしく(油絵に限りです)展覧会の実施自体が貴重です。ほんと見る機会ないんですこんなにたくさん。
その中でも日本初公開となるとなお更です。
それでは、ドン!

「可愛いルイーズ」


可愛いルイーズ


1915年に描かれた作品です。こちらは個人所蔵家がお持ちです。事情は知りませんが今まで展覧会には出してなかったんですね~。

続きまして、ドン!
「モーリス・ドゥルアール」



モーリス・ドゥルアール




こちらは1909年の作品です。こちらも個人所蔵家さんからお借りしてます。えっと、タイトルは人名です。モディリアーニの作品はほとんどが肖像画なのでタイトルはモデルの名前ということになってます。





かなり画像悪いですが(ほんといつもすいません)
この2点だいぶタッチが違うことにお気づきでしょうか。「可愛いルイーズ」は、典型的なモディリアーニ作品の感じが出てます。長い首、傾げた顔、瞳のない目。

それに比べて「モーリス・ドゥルアール」の方は、ガッツリ描いてます。
これは製作された年にご注目です。

1906年にパリへ出たモディリアーニ。最初は絵を描いてましたが、実は彫刻家になりたかったらしく、1909年頃(「モーリス・ドゥルアール」を描いた後くらいからですね)から1914年頃まで彫刻ばっかり作ってます。でも、昔から体が弱くて、石を削るときに出る石粉が体に悪くて、彫刻は断念したそうです。可愛そうに・・・

そして1915年位からまた絵画を、というわけだそうで。
彫刻制作期に目覚めた造形性へのこだわりが絵画にも影響を与え、こんな単純で、心理描写を排除したようなスタイルへと移っていったのでした。終わり。