今日は「母編」に続いて、「父編」を書いていこうと思います。
ですが今のところ、父との関係では 「呪術」 をはっきりと知覚していません。
ただ、けいこヴァールハイトさんの個人セッションで言われたことですが、
(父からは、)「愛」という名のもとに、泥んこを投げられている。
愛を受け取らないあなたに対して、その泥んこはいまや憎悪となっている。
と言われました。
幼いころから、父とは過去世から続く縁がある、とはっきり自覚していました。
なんとなく思い出せた過去世では、父娘関係だったり、師弟関係だったり、
数年前には、父のガイドさんと思われる人から未来世につながるメッセージを受け取ったりと
母とは比較にならないほど、縁深い関係だとわかっていました。
(※注※ 母とは「呪術」がひどすぎて、むしろ縁がないと思っていました、、、。)
ですが、その父から流れてくるエネルギーには言語化できない違和感があって、
なんでかなぁ、と思っていたので、個人セッションでの父との関係を言われたときには
良くも悪くもすっきりしました。
良くも悪くも、と書いたのは、違和感が言語化されたことによって、
私自身がきちんと認識したことで、憎悪となった愛情を受け止め、
跳ね返すだけのパワーというか、気力もないし、
なんだか父に会うのが億劫、、、というか、躊躇われる、というか、
とにかく足が遠のいています。
足が遠のいているのは、もう一つ理由があります。
それは父自身の 「呪術」 です。
これも個人セッションで教えてもらったことですが、
名前に 「星」 がつく人は、宇宙系の魂とご縁があるそうです。
なので、やはり父も宇宙由来の呪術にかけられている可能性が極めて高く、
そう考えると、思い当たることが山ほどあります。
まず父は、宗教オタク。
ドクターショッピングならぬ、宗教ショッピングを繰り返し、所属した宗教団体は数知れず。
父は、宗教団体に入って、それなりに修行をしていたようなので、
そこそこサイキックが開いたようですが、私の知る限り、未浄化霊が見えるだけ。
そんな父のDaddy's girlだった私は、もれなくいろんな宗教団体に連れて行かれ、
小中学生のころには、毎晩、お経をあげさせられる、といった経験をしました。
ですがこんなことを続けていても、一向として幸せになれなかった父を間近でみていた私は、
今や 「宗教はおためごかし」 などと思う立派な宗教嫌いになりました。
それに加えて、(おそらく)発達障害だと思われるところ。
以前にも発達グレーは呪術かも、と書いたことがありますが、
父にはこの「発達グレー」なところが多くあります。
父の宗教ショッピングは、父が過去世でやり続けていたことを今世でトレースしただけ、
と考えることができますが、何よりも父自身が 「生きづらさ」 を感じていたのだと思います。
ですが、そんなことを繰り返しても 「呪術」 に気づかなければ、
同じところをぐるぐると歩かされるだけ。
今、現在の父は、自分嫌いがひどい状態です。
2年ほど前に、虚血性心不全の疑いがある、と言われ入院しました。
原因は、お酒。
そして血栓が原因で起こるアルツハイマーと診断をされました。
それでもお酒をやめられません。
母と離婚し、独り暮らしをしていた父。
私も妹も、ときどき父と電話で話をし、ときたま会う、という状況でした。
なので入院する、と聞いて、10数年ぶりに父が借りている部屋に行きました。
行って、驚きました。
足の踏み場もないくらいのごみの山。
一体、どこで寝ているのかと思うぐらいのごみ、ごみ、ごみ。
一週間ほど毎日通って、500~600キロのごみを捨てました。
そのころは、母と同居していたこともあって(今、思えば、母から逃げたくて)
毎週末、父のところへ通って掃除や洗濯をしていました。
ですが今年に入ってから、なんで父は自分の身の回りのことをしないんだろう?
自分を大切にするなら(したいなら)、自分のことは自分でしなきゃじゃない?
と思うようになりました。
これはセッションを受けるようになって、「まず私。」 「誰よりも私。」
と、私自身の自己愛が育ってきたことと、
それによって、より父の状況を冷静に見られるようになってきたことも一因です。
肉親に対して、それはないんじゃない? と思われることも承知で書いていますが、
自分嫌いの人にせっせと愛情を注ぐことは、ざるで水を汲んでいるような状態です。
それに今の状況をなんとかしたい、という切実な気持ちがない相手に対しては
何を言っても、何をしても、何も変わらず徒労に終わるだけだと思うのです。
父は、病気になってしまい、仕事を辞めざるをえなくなったことで
今までの生活が一変したことや、病人扱い、老人扱いをされることに対しての憤りは
あるようですが、それはあくまでも病気の自分に対して。
掃除をし、ごみを捨て、最低限の身の回りのことを自分でする。
そんな簡単なことですら、病気になるまえも、病気になった今も、できていません。
そんなこともあって父は、自分自身のことが嫌いなんだなぁ、と淡々と思うようになりました。
そう思いながらも、やっぱりどこかで気にはなります。
ですが正直、愛情という名の泥んこを投げつけられても、
平気でいられるようなタフな私ではないこともわかっています。
それもこれも 「呪術」 なんだよな、、、とわかっているのに、
何もできない自分にもどかしさを感じますが、それでもやっぱり私。優先するのは、私。
そして、今の父の姿は、エネルギーワークに取り組まなかった先の自分の未来だったかも。
そんなふうに思ってしまうのです。
そうであれば、「今」 の私にできることをやっていくだけしかないよね、と思います。