ここ最近、高校生のころの友人がでてくる夢を続けて見ました。

 

当時の友人たちとは、連絡を取らなくなって久しいので、

何かしらのブロックが解除されているのかもしれません。

 

 

けいこヴァールハイトさんの個人セッションで、

制服嫌い

三つ編み嫌い

を指摘されたのですが、私自身、その自覚はまったくありませんでした。

 

むしろ勉強嫌いなんですが、、、

と思っていたのですが、夢を見るようになって、

指摘された「制服嫌い」「三つ編み嫌い」について、深く考えてみました。

 

 

私の学生時代は、偏差値主義。

 

もしかしたら今の学校教育は、

私の時代と少しも変っていないのかもしれませんが、

ガチガチの校則に縛られ、偏差値でランク付けされ、

個性どころか、ただただ個性をなくしていくだけのもの。

はみだしてしまったら、救済どころか見捨てられるだけです。

 

当時はなんの疑問も抱かず、

ただそんなもん、と思っていたのですが、

今、思えば、苦痛に思う自分の気持ちに、

ただ蓋をして、気づかせないようにしていただけだった、と思い至りました。

 

 

どこまでもただ自由に伸びていく私、のはずだったのに

窮屈な四角い箱にぎゅうぎゅうに詰められ、蓋をされ、閉じ込められる。

 

その反動で、高校は校則がゆるい学校を選びました。

でも、閉じ込められた状態はずっと続いていて、

そこから解放されてきた、と思えるようになったのは、ごく最近です。

 

 

私の仕事の一つに、外国人の方に、日本での進学や就職アドバイスがあります。

この仕事を始めてから、私は、

「やっと自由になれた。やっと私らしくいられる。」

と思えるようになってきたのですが、仕事でしていることはその反対。

 

自分で自分の意識に蓋をしてしまうほど、嫌だと思った箱のなかに

ぎゅうぎゅうに押し込めて、ただ個性をなくして、日本社会に順応していくように教えていく。

 

これ以外の仕事は、とても楽しいし大好きなのですが、

進学や就職アドバイスをしているときには、

なんだかなぁ、、、とやるせない気持ちになってしまうのです。

 

 

今後、日本は労働者不足を解消するために、外国人労働者を受け入れるのであれば、

日本の良さを残しつつ、外国人の方が持つ良さを取り入れ、悪いところを改善する。

 

そんな社会にシフトしていかなければ、日本が機能していかないような気がします。

多文化共生社会が、一日も早く実現しますように。