読了📖
推し、燃ゆ
宇佐見りん著
前回読んでた古本食堂と比べてしまうと、若者とマダムではこんなにも生き方違うものなのかね〜と思ってしまう。
歳を重ねるほど丁寧な生き方になるのだね。
でも一つのことに熱を注げることこそ、若者ならではの有り余るパワーの成せるワザだとも思うしね。
それでいいんだよって思ったりもする。
そうやって色々やっていくうちに、自分にとって必要なものだけが身についていくのだと思うよ。
大きな辛いことあった時、この世の終わりみたいな気持ちになるけど、周りは何も変わらず日常が回っていて、自分ひとりが嵐の中に取り残された気持ちになってしまう。
でも生きている限り、その流れの中に自分も生きていかなきゃいけないんだよね。
縋りついていたもの、人、いつか必ず終わりは来る。別れは来る。
終わるけど始まりも来る。その繰り返し。