おやめなさい | 星の子供たち    

星の子供たち    

Maine Coon Cattery Estrella の日常です♪ 
本業は通訳&翻訳者です。

猫の話題でなくてごめん。

私が見ていて、あるいは聞いていていやだなと思う言葉あるいは情景は、『女だからという理由でお茶を入れるのはおかしい』とか『女だからと言って◎○させられるのはおかしい』とむきになって言い募る女を見ること。
決めつけてはいけないけれど、そうい女に限って、料理も下手だし常識的にしっているだろう?的な家庭での知恵とか技能を知らないし、それを知らないことがすごいことだとでも思っている女がおおい。そんでもっておまけに磨いていない爪を伸ばしていたり、毛穴が開いたままの肌を何とかしようともせずに、良い化粧品はないかとネット検索にあけくれている。(おいおい)

以前、国立でもそこそこ難関校を卒業して入社したばかりの娘っこが、『いつもお父さんがやってくれるからゴミとか出したことないので』と言いながら、古新聞を紐で束ねることができないド不器用な己を必死で自己弁護していたのに運悪く遭遇し、よせばいいのに「それは自慢なの?自虐なの?」とマジな顔して言ってしまい、凍らせたことがあったけれども、それってさしずめ『パワハラ』なのかもねぇ。。だって申告されたらお終いな罪だから。

ありがたいことに、うちのスタッフたちはなぜか全員女性だけれども、一人の新人を除いて天才的な仕事ぶりだしお茶も上手に淹れるし、お客様の受けもよく、会社のエンジニアになめられることなく、きちんとシメル所はしめて自在に彼らを動かせる。すごいよほんと。うっとりするほど素敵だもの。私はほんとうに幸せだよ~。

でもね、田舎の会社だから、出会った時には媚びていた。黄色い声を出していた。お茶もまともにいれられなかったしお辞儀も米搗きバッタのようだった。

本気で揃えれば軽く一億円は超えるうちの設備を買うお客様にたいして貧乏くさい荒れた手で見積もりをだすな、貧乏くさい服で訪問するな、客よりうまいものを食べていろと、ハンドクリームはロクシタン、マスカラはランコム、リップグロスはクリニーク、新幹線に乗る前に開いたばかりの駅ビルの洋服屋に入りワンピースを買い、靴も磨いてもらい、ヒールもなおすためにミスターミニットに行った。

出費は痛いけれども、文句をいうなら与えてからいわないとね。だから買って渡し続けてきた。

もともと持っていた素晴らしい才能と磨きをかける日々の環境で彼女たちは美しくなった。いえいえ、あるべき姿になった。
お茶をおいしく淹れて何が悪いのか?よこそ!のもてなしをすることは性別で決まるのか?お前の心がどう思うかだろうに?
じゃぁなんで自分の会社のエンジニアに媚びる?黄色い声で死ぬほどつまらない冗談なの?な言いっぷりを面白そうに笑ってあげるわけ?
まだうちに配属されて8か月だからね、しかたないといえばしかたないのかもだけど、もういい加減に空気を読もうよ。
その若さで社内政治などせずに、お客様に情熱を注ぎなさい。エンジニアは気分よく働いてもらわないと困るけど、増長させてどうするよ? はぁ?
おいしいお茶をいれて心からもてなしなさい。男も女もあるものか!千利休は男だったぞ?!お茶の大家が男だったのだから、文句はなかろうよ?

安かろう悪かろうの時代は滅びるのだから。だから心で勝負しなさい。美しくいなさい。女であることを楽しみなさい。

とにかく、その意味ない黄色い声はやめなさい。