社交ダンスを始めて

たぶん、5年目になりました^ ^





最近、すこぉしずつ

先生に褒めてもらえることが増えました。


少し、でもなく

すこし、でもなく

すこぉし、というのがミソですが(笑)





わたしは今、4人の先生に習っています。


(お一人は台湾にいらっしゃるので

 日本に来られた時に習っています)





一番最初からお世話になっている先生は

それはそれはもうね、誉めない先生なんですよ。





一般的に


社交ダンスのお教室では

新しい生徒さん獲得のために

生徒さんをお客様として扱って


生徒さんが嫌な気持ちにならないように

気持ちよく良く踊れるようにと


あの手この手で

指導してくださる先生が多いのですが


わたしが自分で選んで習っている先生は

タイプはいろいろですが

ほぼ全員が、そうではありません(笑)





単純に言えば、厳しいかな。


レッスンの前日はドキドキするし

当日の朝も緊張するし

おうちで何度も練習していきます。





1年目〜4年目ぐらいまでは

レッスンのたびに注意されることが多くてね。


わたしが出来ていないから

先生から注意される回数も言い方も

厳しいものになるのだけれど。





大人になってからの習い事で

なぜこんなに厳しいことを

言われなければならないんだろう…って

そんなふうに感じたこともありました。





それでもやっぱり

わたしは社交ダンスが大好きで。





観ている方が喜んでくれるような

踊っている自分が楽しめるような

美しくてカッコイイ社交ダンスを踊れるようになりたい!!


と、今も諦めずに続けています。





わたしのそんな気持ちを

ずっと先生に伝え続けているから


先生も愛と情熱と厳しさを持って

応えてくれているのだと思っています^ ^





社交ダンスってね

ダンスの中ではちょっと特殊なんですね。


身体の使い方もそうですし

女性はヒールを履いて

踊らなければならないしね。





単に社交ダンスを踊るだけならば

誰でもやれば出来るだろうけれど


社交ダンスを「美しくカッコよく踊る」のが

本当に難しくて、時間がかかります。





麗しく優雅な社交ダンスの見た目からは

全く想像できないけれど。





本当に自分のものにしたいならば


客観的に見て

厳しいことを言ってくれる人が必要なのだと

習い始めて4年目に気がつきました。





子どもの頃から

たくさん習い事をしてきた経験から言えば


長く習い続けていれば

それなりにできるようになるものもあるけれど

(茶道とか華道とかね)

社交ダンスは全く違うんですね。






最初は

社交ダンスも習い続けていれば

美しくかっこよく踊れるようになるだろう〜

と、たかをくくっていたのだけれど


習い始めて3年が経った頃、

一所懸命にやっているわりには

自分がイメージしている社交ダンスに

近づいている気がしなくて。


あれれ?なんかおかしいぞ?と。





社交ダンスというのは


頭で考えながら

自分にとって正しい方法で

積み重ねていかなければ


何年経っても、何年習っても

お金が出ていくばかりで

カッコよく美しく踊れるようにはならないものだと

気がついたんですね。





そこで


・社交ダンスに触れる時間と方法

・自宅での練習方法

・先生は誰が合っているのか

・どうなっていきたいか

・どう変えていく必要があるのか 等


いろんなことを見直しました。





「社交ダンスを美しく踊れるようになる!」と

自分の中で固く決めて


自分に合うと思う先生を自ら選んで

レッスンを受けるようになりました。





わたしは

厳しいことをちゃんと言ってくれる先生しか

そばに置いていません。



オススメは

厳しいことを言ってくれる人「も」そばに置く^ ^





たくさん指導を受けながら

たくさん恥をかきながら

前に進んでいくことを選びました。





大人の習い事にしては

先生の言葉は厳しいし


すぐには出来ないことばかりで

落ち込む時もたくさんあるけれど


一所懸命にやっているうちに


ふと気がつけば

出来るようになっていたりします。





その過程を含めて

わたしは楽しんでいます^ ^





その流れは

心のあり方を学んだ時とよく似ています。





何度も何度も何度も何度も

繰り返して繰り返して繰り返して


何年もそうしているうちに

いつのまにか変わっていた…

いつのまにか出来るようになっていた…


そんな感じ。


   



いつのまにか変わっていた、が理想です。


変えよう変えようとして変わったものは

自分が意識して「変えたもの」であって

一時的な変化であることが多いです。

そういうものは、いつかメッキが剥がれます。


いつのまにか変わっていた、は

自分の根本から変化して

確実に自分のものになっている証拠なのです。





早く変わりたい!

早く楽になりたい!

いつになったら変われるの?!


そう思う気持ちもよくわかります。





心のことは

特に遠い道のりに感じることが

多いかもしれませんが


焦らず、諦めず、コツコツと

続けてみてください。





目の前のことに集中して

自分自身を信じて向き合っていけば


少しずつ、ゆっくりと

しかしながら確実に、変わっていくはずです。





どうしても変わらないときは

やり方が間違っているのか

変わることを自分が抵抗しているのか

スピードを求めすぎているのか等

なんらかの原因があるはずですから


自分自身を客観視してみたり

愛を持って厳しいことを言ってくれる人に

あなたが信頼できる人に

意見を求めてみてくださいね^ ^







今日も、ありがとう。

いつも、ありがとう。


この日はスローフォックスとワルツのレッスンでした^ ^