給湯器を新しくした。
真っ先に見積もりを取ったのはガス会社だ。電話して何と20分で来てくれた。
家の外と中から状況を確認し、故障の状態を見た後、修理は不能で付け替えが必要との事だった。
問題はその作業だった。
我が家の給湯器は2階の外壁に付いている。高所での付け替えとなり、足場が狭くリスクがあるという。
2時間後に見積もりが送られてきた。料金は税込278,115円だった。翌朝には作業にかかれるという。
それはありがたかったが、思ったよりも高かったので、翌日にもう一社見積もりを取ることにした。
こちらも1時間後には来てくれた。見積額は税込150,000円ジャスト。
取り付ける機種は同じである。もちろん入念に足場も確認した上での金額だ。但し、最短で五日後になるという。
真冬ならまだしも、寒い季節ではないのでそのくらいはいいだろうということで依頼することにした。四日間仕事がきっちり詰まっているという事は、消費者から信頼されているからではないかとも考えた。その間、銭湯に行ったり、水でシャワーを浴びたりした。
作業当日は2人で来たが、不安定な足場でよくやっていた。給湯器自体もかなり重い筈だ。湿度も高かった。
高所作業の可否にはっきりした規定があるとは思えず、できるできないではなく、やるという意志で仕事に臨んだのだろう。
作業中ずっと立ち会っていたが、家の中と外での連携プレーはさすがプロで、会話の中身も濃いものだった。
作業は約1時間半で終了し、またいつもの日常が戻ってきた。