児童館を出ると、ちょっと待って!と、ランドセルから何を出すかと思えば、紙飛行機だ。



赤い折り紙で作ったもので、先が下向きに尖っている。



コンコルドに似せたという。



乗り物が大好きな子なので、コンコルドを知っているらしい。 



赤い折り紙で作ったから、レッドコンコルドだという。



思いの外よく飛ぶので、褒めてあげた。



ファミリーサポートで担当する男児。4ヶ月前まではやたら走ってばかりだったが、今は会話のキャッチボールをしながら、習い事のバレーボール教室に向かえるようになった。



成長したようだ。


だがバレーシューズの紐はまだ結べない。


結んであげながら、自分で結ぼうとする活力を促す。


自分がバレーボールチームの監督をやっていることは、本人にも保護者にも伝えていない。


ファミサポ事務局が、故意に自分をこの子の担当にさせたと勘ぐらせたくないし、何よりも子供には自由な選択でやりたいことをやって欲しいからだ。


もしバレーボールが好きなら、進んでバレー教室のことを話すだろう。


教室受付には、先週ウェルカムキッズでお世話になったVリーグ男子チームの普及コーチの方がいて、丁重にお礼の挨拶。


また別のご提案をいただきありがとうございます。