スポーツ配信サービスとの契約がまもなく終了する。
アジアカップを見るために結んだ契約なので1ヶ月契約だった。料金は3700円である。
計51試合なので、1試合あたり約73円だ。
そう考えると安いが、実際に見たのは20試合くらいだろうか。
映像は、スマホは鮮明、パソコンはやや不鮮明といったところ。
ただ1契約で2つ以上のディバイスが登録できるのは便利である。
アジアカップを見るためだけに結んだ契約なので、他は全く見ていない。
コンテンツは、欧州の各国リーグやサッカー対談、女子サッカーリーグ、プロ野球春季キャンプ、ボクシング、スーパーボウルなど。
豊富と言えば豊富だが、時間がなかった。
日本が勝とうが負けようが関係なく見ていたが、大半の人は関心がなかった筈だ。日本が敗退してからは尚更である。
この配信サービスを見ない人(大半がそうだろうが)は、アジアカップについてはほとんど話題にしなかっただろう。
新聞やその他のメディアも、日本が敗退してからはほとんど報道していない。
配信サービスの存在を認識した1ヶ月だった。
スポーツ配信サービスはますます浸透していくのではないか。
コアなファンにライブ映像をたっぷりと届け、ダイジェストも見られる。
値上げしても、ほとんどの人は契約を続けるだろう。
ファンにとっては生活の一部となり、光熱費と同じ感覚になるのではないか。
これらはサッカーにしろ野球にしろ、海外で活躍する日本人選手が増えたから可能になったとも言える。
こうして得た莫大な視聴料を、放映権の獲得に回せば、地上波が手の出ないコンテンツもゲットできる。
そうなると、テレビはスポーツ放映権の獲得がますます難しくなるかもしれない。
単純に、配信サービスにテレビを見る時間を取られ、視聴者は減り、スポンサー収入が減るからだ。
これは公共の電波を使う、構造上の壁でもある。
メディア端末がほぼ普及したことによる視聴形態の変化。
それに加えて、若者を中心とした楽しみ方全体の変化。
日本そのものが変わったということだろうか。