宝島社の出版物というと、真っ先に浮かぶのは『VOW』であり、『このミステリーがすごい!』である。主力は全く違うのだが。
集めるネタの深さやポイント、コメントから伺える編集思想は気に入っている。
この日の全国紙の広告も、らしさが全面に打ち出されたものだった。
ここでの「ヒール」は「悪役」を意味しており、メッセージとしては、団塊の世代は疎まれながらも他の世代を挑発しているが、そのエネルギーはリスペクトされるべきものであり、今後にエールを送るという内容だ。ヒールはハイヒールにかけている。
細いヒールを履きこなす無鉄砲さを、元気の証として表現しているようだ。「が」という字が、僅かに脚の後ろに隠れているのも、その強引さを表現しているかのよう。
LouisVuittonのような、視覚完結型の広告も悪くないが、漢字を使ったキャッチコピーは安心感がある。
そして言葉の意味と狙いを察知する楽しみも味わえる。

